ストレスゼロの絶対貯金 (どんどん使ってもみるみる貯まる)

著者 :
  • 株式会社青月社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784810913118

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  • ○プラス点
    ・老後用ではなくいつかは使うお金を貯めるためには自動積立貯金が有効
    ・お金の満足点は収入が高くなるほど上昇し、同じ買い物をしても満足感が得られなくなる。
    ・欲しい商品があったら一旦その気持ちを持ち帰る。高い商品ほど寝かせる。
    ・常に現金一括で購入するのが節約せずに最も安く買う方法である。
    ・旅行はお金の満足点をリセットできる(お金に対する価値観が動く)し、行った方が楽しい。
    ・2008年のリーマンショックで個人投資家は減っている。
    ・家計簿はマメにつけてはいけない。月に2回。お金が減るさまを眺めるのは気持ちも沈むため。
    ・貯蓄には時間が必要なため、長い時間をかけて行うのが一番大切。
    ●評価できない点
    ・自動積立+余った残高を貯金に回すのはNG。
    →普段の口座にお金がないことの方が自分にとってはストレスに感じるため。
    ・クレジットカードではお金を使った感覚にはならない。
    ・ポイントカードを持ちすぎるとポイントカードに束縛された生活になる。

    ☆まとめ・感想
    節約をして生活していることが楽しいと思えている人間にはあまり納得できないような内容。気落ちの持ちようは大切であるが、身綺麗にしたいとか、美味しいものを食べて過ごしたいと考えることが前提となった内容であるため、目標額を貯めるまでは節約生活を続けるという今の生活スタイルには当てはまらなかった。特に、先に貯蓄をして、残ったお金で生活し使い切る、余っても余剰貯蓄には回さないという考えには共感できなかった。

  • ➖本書のポイント➖
    ❶複数の自動積み立てを導入する
    ❷節約と積み立てを完全に切り離して考える
    ❸シンプルな身の回りで過ごす。
    →ミニマリストを意識する。
    ➖メモとアクションプラン➖
    ★本書で言いたいこと
    →節約をしながら、お金を貯めてはいけない。
    →「ためない決意」をすれば、必ずお金が貯まる
    ★家計簿におやつ代を入れる。
    ★高めのジャケットを1着買う

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著者プロフィール

金融教育研究所代表。1級ファイナンシャルプランニング技能士。「すべての人に 金融リテラシーを」をモットーに、中立・公正な立場での情報発信を心がける。書籍、記事執筆・各種講演・公開講座などで金融リテラシー(金融教育)の普及啓もう活動に尽力。 書籍・記事執筆などメディアで活動する一方、行動経済学(プロスペクト理論)と金融経済学(現代ポートフォリオ理論)を背景にした講演を行う。著書に『入門お金持ち生活のつくり方』(こう書房)『学校では教えない お金を増やす授業』(ぱる出版)など。

「2021年 『FPの先生!小学生の私でもわかるように、お金の増やしかた教えてえや』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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