はだしのゲン (第2巻)

著者 :
  • 汐文社
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本棚登録 : 112
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811300313

感想・レビュー・書評

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  • 小学3年生にはちょっと早すぎた。けっこうエグい場面がたくさんあった。

  • こんな話はいっぱいあったのだろう。尊厳とかではなく、現実とし直視しないといけない。原爆でなくても、戦争や被災に直面したら、いい悪い関係なく生き残るための行動なのだ。
    だからこそ小さな親切が喜びにつながるのだ。

  • 第2巻は原爆投下直後の広島の阿鼻叫喚が描かれる。
    爆風で飛ばされる者、熱線に溶かされる者、そしてなによりも恐ろしいのは命拾いした者や他所から救援に来た者たちが後に原爆症と安易に名付けられる原因不明の症状にて次々と命を落として行くことだ。
    ここで中沢さんが容赦なく叩きつけるのは日本人が米国の開発した新兵器の効果を試すために人体実験をされたということ。
    恨み云々はともかくとしてこの事実だけは忘れてはならない。
    ぺしゃんこに踏み潰されたゲン、麦の穂のように立ち上がることが出来るのだろうか

  • 戦争の悲惨さを改めて感じさせる作品。小学生のとき地元の図書館で読んで、その迫力あるタッチが不気味でトラウマになったものです。主義主張はさておいて、今改めて読み返すと、重く悲しいストーリーの悲惨さにはもちろんのこと、無理矢理にでも明るく気丈に振る舞うゲンたちの心情の描写に毎巻泣けます。登場人物のひたむきさにはただただ驚嘆…(泣)。

    そして一方で、エンターテイメント作品としても名言が溢れているような気がする…。中沢さんの笑いのセンスが凄まじいです。

  • 必読書!

  • 978-4-8113-0031-3 254p 2010・7・30 69刷

  • 単行本: 254ページ
    出版社: 汐文社 (1984/01)

  • 『はだしのゲン』の第2巻だけ持っている。友人に『はだしのゲン』って全部読んで感動するんじゃないの、といわれた事があったが…第2巻は、ちょうど原子爆弾投下のシーンが描かれている。ゲンよムギになれ!

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著者プロフィール

ンガ家。1939年3月14日、広島市生まれ。小学1年生の時、爆心地から約1.2キロメートル離れた学校への登校途中に被爆。1968年に、原爆を題材としたはじめてのマンガ「黒い雨にうたれて」を発表。1973年より「はだしのゲン」連載を週刊少年ジャンプで開始。2012年12月25日、肺がんのため死去。享年73 。

「2020年 『完全版はだしのゲン7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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