はだしのゲン (第10巻)

著者 :
  • 汐文社
4.19
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本棚登録 : 107
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811300399

感想・レビュー・書評

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  • ゲンは、どうしようもないくらい
    光子さんに恋していた…!

  • じっくりと読むと言いながら夢中になって駆け足で貪り読んだ全10巻。
    やっとゲンにも春がと思ったが初恋の人までが原爆症で亡くなってしまうのは作品の性格上とは言え悲し過ぎる。
    それでもラストは希望を胸に抱いた旅立ちとなるのだが目指す先の東京にはちょっと違和感、出来れば広島でひと旗上げて欲しかったね。
    そして全てを読んだ上での感想としては語り継ぐべき名作であることに異論はない、但し子供たちに対しては過激な表現の緩和はもちろん「ヤクザだから殺す」などの暴力の肯定は戦争となにひとつ変わらないことをしっかりと教えてあげるべき。
    大人の役割は重要である

  • 戦争の悲惨さを改めて感じさせる作品。小学生のとき地元の図書館で読んで、その迫力あるタッチが不気味でトラウマになったものです。主義主張はさておいて、今改めて読み返すと、重く悲しいストーリーの悲惨さにはもちろんのこと、無理矢理にでも明るく気丈に振る舞うゲンたちの心情の描写に毎巻泣けます。登場人物のひたむきさにはただただ驚嘆…(泣)。

    そして一方で、エンターテイメント作品としても名言が溢れているような気がする…。中沢さんの笑いのセンスが凄まじいです。

  • 人間甘い汁を吸うと保身のために侵略戦争をし出すかもしれない。
    ゲンだってすぐに幸せになって権力を得ていたら…と考えさせてもらえたので、まさしく名作。
    読み手のリテラシーが問われる表現も多々あるが、それも含めて名作。

  • 戦争に(原爆)について詳しくしれた。
    元たちの喋り方が面白く可愛くて好きです。
    6年なのでもうすぐ授業であるのでいい勉強になった本です。
    また絶対に読みたい!

  • ようやく全10巻読み終える。子供の頃は2〜3巻くらいまでしか読んでなかったが、中沢啓治の思いがひたすら続くことに感動。踏まれても踏まれても麦になれということは忘れずにいたい。

  • 978-4-8113-0039-9 254p 2010・7・10 33刷

  • 読んだ!

  • なかなか

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著者プロフィール

ンガ家。1939年3月14日、広島市生まれ。小学1年生の時、爆心地から約1.2キロメートル離れた学校への登校途中に被爆。1968年に、原爆を題材としたはじめてのマンガ「黒い雨にうたれて」を発表。1973年より「はだしのゲン」連載を週刊少年ジャンプで開始。2012年12月25日、肺がんのため死去。享年73 。

「2020年 『完全版はだしのゲン7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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