江戸の算数 (1)

著者 :
  • 汐文社
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本棚登録 : 35
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811387055

感想・レビュー・書評

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  • おもしろかった!
    小2のうちの子には難しかったものもあるが、なるほど〜!と楽しんでいた。

  • 物語形式で和算の問題に親しむことができる良書です。
    ただし、解説は児童よりに簡単に記述しようとしている分、逆に少し難しく感じる部分がありました。

    【こんな人におすすめ】
    子供向けの和算の本が読みたい
    わかりやすい和算の入門書が読みたい
    数学(算数)は苦手だけど克服したい

  • 「鶴亀算・入れ子算 江戸の算数(一)」西田知己著・たごもりのりこ絵、汐文社、2011.02.20
    39p ¥2,100 C8341 (2022.04.05読了)(2022.04.03借入)
    「数学者たちのこころの中」三浦伸夫著、を読んだときに「和算」についても触れていたので、和算の本を読んでみようと借りてきました。
    鶴亀算は、小学校の時にやっていたと思うのですが、すっかり忘れています。つい、連立方程式で解こうとしますね。
    解答例では、全部鶴だったらと仮定して解いていますけど、全部亀だったらと仮定しても解けそうですね。
    全部亀だったら、13×4=52です。52-36=16。16÷2=8。鶴は、8羽。
    13-8=5。亀は5匹。
    「拾い物」は、わかりませんでした。ルールに「後もどりはダメ」と書いてあるのですが、解答例を見ると後もどりはしているように見えます。
    どれにも、「おまけ問題」が欲しかったですね。

    【目次】
    はじめに
    この本の読み方
    和子ちゃんと算太くん
    練習問題 倍々算
    練習問題 人の容積
    両替算
    俵杉算
    入れ子算
    鶴亀算
    拾い物
    円陣
    裁物一刀
    おまけ問題の答え

    ☆関連図書(既読)
    「数学者たちのこころの中」三浦伸夫著、NHK出版、2022.01.01
    「『塵劫記』初版本」吉田光由著・佐藤健一訳、研成社、2006.04.20
    「和算を楽しむ」佐藤健一著、ちくまプリマー新書、2006.10.10
    「算法少女」遠藤寛子著、ちくま学芸文庫、2006.08.10
    「和算書「算法少女」を読む」小寺裕著、ちくま学芸文庫、2009.11.10
    (「BOOK」データベースより)amazon
    江戸時代の和算を楽しく紹介。

  • し図。鶴亀算って言葉は聞くけど、何??ってかんじだったので、借りてみた。わかりやすく、面白い。子どもが小学生になったら、これか、この類の本、本棚に迎えたい。その時になって何冊か図書館で借りてみて検討したい。2017/9/15

  • 入れ子算が面白かった

  • ★★★☆☆
    和算をいろいろ紹介してくれているだけでなく、その参考文献も紹介。
    レイアウト的なものか文章的なものか、こちらに数学の素地がないからか、少し難しいかなー?と思いました。

    (まっきー)

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著者プロフィール

1962年生まれ。日本史学者。上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得退学。江戸文化を研究。著書に『血の日本思想史――穢れから生命力の象徴へ』(ちくま新書)、『日本語と道徳――本心・正直・誠実・智恵はいつ生まれたか』(筑摩選書)、『民話・笑話にみる正直者と知恵者』(研成社)、『子どもたちは象をどう量ったのか?』(柏書房)、『親子で楽しむこども和算塾』(明治書院)、『江戸のくずし字学習図鑑』(東洋書店)、『江戸ちえ』(中経出版)、『江戸時代の科学者』(全4巻、汐文社)など。

「2022年 『「新しさ」の日本思想史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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