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- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784811806495
作品紹介・あらすじ
子どもの生活に広がるパソコン、インターネット、携帯電話……。マルチメディア洪水のなかの教育・学びはどうなる? 「情報=知識」という勘違いを超えて、情報やテクノロジーに振りまわされずに、コンピューターをどう使い、メディアとどうつきあい、学びを獲得するか。
感想・レビュー・書評
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小数点と小数点の掛け算に関しての教育をめぐる論争が見もの。たしかにあれは難しい。これだけ考えてやってくれていれば、うちの娘も理解できるだろうに。それ以外にも佐伯本にしては珍しく、あえて論争的な記述が目立つ。太郎次郎社だからか。
・教育界では、「〜力」という言葉がやたらと使われる。
・納得がいく。腑に落ちない。
・情報化によって非意図的に入ってくる情報が飛躍的に増大してくる。
・体験情報の肥大化による体験のゆがみ。五感にばかり訴えて、内省の機会を奪っている。
・自ら学ぶ、から、ともに学ぶへの転換。他者の発見。
・探求の数学と塾の数学詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前半、LPPとドーナッツ論について手短にまとめられている。前半の理論的な説明と後半の議論のつながりが微妙なところもあるけれど。
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「学校」という教育現場において、マルチメディアがどのように使われているのか、について理論的に解説されている。Lave,Wengerの唱えた『正統的周辺参加』の理論を、著者ならではの切り口で分析している。
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