放射線になんか、まけないぞ!: イラストブック

著者 :
  • 太郎次郎社エディタス
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本棚登録 : 40
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811807508

作品紹介・あらすじ

私たちは、何に、どう気をつけて、生活していけばいいの?──子ども自身が学べる日々の注意点と、放射線の基礎知識。大人も迷う除染の進め方や「数値」とのつきあい方。子どもと大人が一緒に学べる、みんなで考えるための本。

感想・レビュー・書評

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  • 2014年3月14日
     
    デザイン/新藤岳史

  • ★★★★★
    子ども向けに、放射線とはなんであるか、被曝について、どのように暮らせばいいかについてを丁寧に紹介している。
    放射線は風邪のようにうつるものではないということも明言してくれている。
    家族で、教室で、大人と子どもがいっしょに読みたい
    (まっきー)

  •  NYMBYという言葉があるそうだ。「Not In My Back Yard.」の略。必要な施設であることは理解しつつも、自分の住まいの近くにはあってほしくない。除染作業が行われている。そうなると、ゴミの問題も生じる。そのあたりのことについてのコラムもあった。

  • あきらめない大人になろう!うん!

  • よくまとまっていて、わかりやすい。

  • 福島県の小学校の先生が作った本。放射線をただ怖がるのではなく、きちんと知って、考えて未来を作っていこうというもの。放射線と放射能の違いや体へのの影響、シーベルトやベクレルのことや気をつけ方など。子どもにわかりやすく挿絵が付いていて理解の助けになります。実際、大人でも基礎知識としてわかりやすく書かれた本だと思います。大人の方へというミニコラムもあります。語り口が優しく、冷静に受け入れられました。親子で読むのにもよさそうです。

  • 「放射線なんかにまけないぞ!」木村真三・坂内智之・柚木ミサト著 太郎次郎社刊 読了。友人が”是非”と、周りの友人にもと送ってくれて。シンプルで冷静な、小学生に伝える話。でも、オトナ、特にこれから親になる方、今子供を育てている方、その周りの方に。10分でちゃんと判る現状。

  • 子供と大人で読める放射線の本。とってもわかりやすい!「今、日本の小学生は世界でいちばん放射線にくわしい小学生になる必要がある。」というのに納得。原発反対賛成のどちらでもなく、まずは正しい知識を得たいなら、この本を子供にすすめたい。学校の授業で使うのもよし、親子で読むのもよし。福島の小学校の教室から生まれた本。

  • わかりやすく、わりと中立的な印象。イラストも文章もやさしい。放射能って?ベクレルって?内部被ばく?これらの疑問の答えも詳しく載っているし、「おとなのかたへ」というページも時々挟み込まれている。噂や偏見に惑わされないためにも、一読。

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著者プロフィール

福島県内の小学校教諭。1968年生まれ。教室の子どもたちがチームとして学びあい、育ちあう授業をしている。最近では、日本全国や世界各地の教室と教室とをインターネットで結んで、学習方法の共有化や子どものがわからの授業改革をめざす「子ども未来プロジェクト」も進めている。

「2011年 『放射線になんか、まけないぞ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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