ジェームズ・ドーソンの下半身入門: まるごと男子! 読本

著者 : ジェームズ・ドーソン 藤堂嘉章

• 太郎次郎社エディタス (2015年3月11日発売)

作品紹介・あらすじ

この本は、世界中の男子が直面する地球規模のテーマを扱っている──

人生は笑いあり、涙あり、体液あり。
イギリスで、数多くのティーンエイジャーを
恐怖に陥れつつ、ナイスガイへと育ててきた著者が、
現代を生きる悩める男子に福音をもたらす！

グループ内でのサバイブ術、見た目の磨き方、
下半身問題、セックスの必須事項とNG行為、
非モテの出会い術、つきあい方から別れ方まで。

男の宿命を乗り越えんとするキミを、
新たなステージへと導く。

彼氏がアレすぎてなんとかしたい人や、
息子をクールな男子にしたい保護者にもオススメ。

感想・レビュー・書評

[teastrainさんの感想 · 2020年6月3日]

非常に気さくな文章で、クラスでの立ち位置から付き合うとは？そして性に関することが書かれている。私自身も興味があるし、子供にも思春期に入ったら、相手に優しくする方法を理解してほしいと思って購入した。

概ね賛成できることばかりだけど、「生理中にセックスできる？」という質問に本では「イエス」と答えているけど、これこそ相手の女性に聞いてほしいこと。体調は良くはないし、何より血が出てるんだよ？一大事なのよ？と思っている。

確かに世界中で起こっているはずなのに、このテーマに向き合った本は少なかったので、とても良い本だと思う。
問題は少し文章の量が多めなので、大切な部分を読んでくれるかどうかだ。

著者プロフィール

作家、ロンドン在住。元教師。PSHCE（Personal, Social, Health and Citizenship Education）専門の教師を8年間務める。また性教育のみならず、いじめ、ドラッグとアルコール、家族の多様性についての協働プロジェクトに参加してきた。
ティーン向けのノンフィクションおよび小説分野で活躍。小説『ホロウ・パイク』はベストセラーとなる。2013年にはスリラー『クルエル・サマー』を上梓。2014年、「ティーン小説の女王賞」（Queen of Teen）を受賞。男性作家として初の快挙となった。
ティーンエイジャーをあの手この手で恐がらせる本を執筆していないときには、ポップミュージックを聴いたり、「ドクター・フー」やホラー映画を観るのに忙しい。

「2015年 『ジェームズ・ドーソンの下半身入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」