共生の社会学

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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811807928

作品紹介・あらすじ

なぜ、共生しなければならないのか、
日本社会において共生はどのように捉えられているのか、
われわれは問題状況にどうかかわりうるのか──。

共生への一歩はつねに、認識の枠組みを更新することによって踏みだされる。
序列と葛藤、排他の事実を出発点としながら、
「あるもの」と「異なるもの」とを隔てている
社会的カテゴリを問いつづけること。
そこから共生への道が拓かれる。

「ナショナリズム」「ケア」「世代」「社会意識」という、
いま、もっともアクチュアルな4つの論題をとおして、
現代日本社会のありようについて検討し、
その思考の先に、社会的共生の方向性を指し示す。

著者プロフィール

おかもとともちか
筑波大学人間系(大学院人間総合科学研究科)准教授。
専門分野:教育社会学、共生社会学、ナショナリズム研究
主要著作:『国民史の変貌──日米歴史教科書とグローバル時代のナショナリズム』日本評論社、第1回日本教育社会学会奨励賞)、『共生社会とナショナルヒストリ──歴史教科書の視点から』(勁草書房)、『「ゆとり」批判はどうつくられたのか──世代論を解きほぐす』(共著、太郎次郎社エディタス)

「2016年 『共生の社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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