琥珀色の誘惑 (ラヴァーズ文庫)

著者 :
  • 竹書房
3.30
  • (14)
  • (29)
  • (74)
  • (10)
  • (4)
本棚登録 : 229
感想 : 26
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812425091

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 先にスピンの『薔薇色の罠』を読了。アパレルメーカー社長兼バーのオーナー・櫻崎×バイトのボーイ・桂司。不幸体質の受けが不憫で健気だったがちょこっと後ろ向きな部分にしっかり!って言いたくなった。攻めはねぇ… 敢えてお前と言わせてもらおう、お前、都合良すぎじゃねぇか!って告白場面で声出そうになったわよ(笑) これから受けはガンガンお金使ってもらって甘えちゃえ。

  • ★3.4.
    再読。明らかに遊びで手出してるのとか勝手に勘違いして突き放すとか、攻めの言動クズすぎる。受けの境遇とかやっと落ち着いて良くなったと思ったら、残りページ少ないのに急に連帯保証人で闇金から借金風俗とかドン底に突き落とす展開ひどい。離れてみてやっと受けへの気持ちに気付いて助けに来てくれたのはいいけど、今更かよ遅いわ!みたいな(笑)なんか色々都合良すぎるー。あと、義月さんの文章の言葉選びが所々好きじゃないとこある…

  • う~ん?なんかイマイチだったかな? 受けのなんかキャラも好みじゃなかったし、いったいいつ攻は受けを好きになったのかしら? って感じでした。 最初は簡単に手を出してたしねぇ。本気じゃないのが丸わかりだったのに、いきなり嫉妬? まぁこれは自分のおもちゃを!的なものかと思ったんだけれど、 いつの間に!本気になっちゃったんでしょうねぇ?

  • このまま幸せに生きていくのかなぁと安心しておりました。今回はさっぱりとしたお味でとても美味でございました。

  •  過去23年間、地味でずっと冴えない人生を送ってきた圭司。
     そんな圭司を過去最悪の事態が襲った。
     勤めていた会社を突然、リストラされた上に、アパートが火事になってしまい、家まで失ってしまったのだった。
     頼れる実家もなく、友人もいない圭司は、行く宛てもなく途方に暮れてしまう。
     ついつい酒に逃げ、酔いつぶれた圭司が目覚めたのは、とあるバーであった。
     そのバーは、雰囲気もよく落ち着いた店だったのだが、ちょうど従業員が辞めたばかり、ということもあり、美形なオーナーとクールなマスターに気に入られ、そこでバイトさせてもらえることになる。
     ついでに、バーで寝泊まりしても構わないと言われた圭司は、自分の今までの境遇から考えられないくらいのラッキーに二人に深く感謝の念を抱き、真面目に勤める圭司だったが、実はこのバー、「男が好きな男」が通うバーだった。
     ノーマルだけれど、彼女いない歴23年の圭司は困惑するけれど、どういうわけだか、バーに通う客からはモテモテで……
     おまけに、オーナーからも手を出されてしまい……

     という話でした。
     元はいいのに、自分の見た目にお金をかける余裕もなく、興味もなかった圭司は、生育歴もあって、なるべく一目につかないような生き方をしてきた。
     けれど、そのことが仇となって、今まで散々な扱いしかされてこなかったけれど、自分に自信もないから、それに不満や怒りを覚えることもなく、最低限の生活をしていた。
     けれど、会社をクビになった上に、家も火事で燃えてしまい、その最低限の生活さえも脅かされて、行き場を失った圭司を救ってくれたのが、とあるバーのマスターの櫻崎。
     見るに見兼ねた櫻崎に洋服を与えられ、髪型も整えられた圭司は次第に変わり始めていく。
     というシンデレラストーリー要素もありのお話。

     櫻崎が最初、圭司に手を出したのは、ほんのつまみ食い的な感じだったけれど、次第に櫻崎の気持ちの方が、冗談にならなくなってきて。
     自分がモテるなんて考えたこともない圭司が、ほいほいと店の客と飲みに行ってしまったことに怒って、ついつい手荒な扱いをしてしまったり。
     ペースを乱されたのは櫻崎のほう。

     最後には、母親の借金のカタに、ヤクザに捕まった圭司を櫻崎が助けてハッピーエンド、でした。
     受け視点で、ちょっとSっけのある攻めが、なんとなく振り回されてるのが伺えてなかなか面白かったです。
     ちょっとハードめなので、そういうのが好きな人にも十分、楽しんでもらえるように思います。

  • 琥珀色の誘惑
    薔薇色の罠

  • アパレル社長×一文無しの苦労人

    何もかもを持っている男が、全てを失ってしまった男にアレコレ与えてアレコレ教えてあげる調・教モノだそうです(笑)

    コンセプト通り、主人公(受け)は一文無しになってしまうのですが、攻めのおかげで職と家を得て、そこでついでにやらしいこともされてしまうと。

    結末はちょっとご都合主義な展開かなと思うのですが、主人公は幸せそうなので良しという事で…

  • 悪くはないのだが、後半の不幸具合が嫌いなので。

  • タイトル:琥珀色の誘惑
    著者名:義月粧子
    イラスト:奈良千春

    ■Story■
    過去23年間、地味でずっと冴えない人生を送ってきた主人公の圭司は、
    会社をリストラされ、そのうえアパートが火事になって住む所も失ってしまった。頼る友人も行く所もなく、途方に暮れて酔いつぶれた圭司は、
    あるバーで目覚める。
    そのバーの美形オーナーとクールなマスターに気に入られ、
    とりあえずバーでバイトさせてもらえる事になったのだが、
    そこに来店する客は男性ばかり。
    そこは「男が好きな男」が通うバーだったのだ!
    ノーマルで彼女いない暦23年の圭司は、見た事もないアダルトな世界に戸惑うが、
    店に訪れる上品でお金持ちの男たちには、なぜだかモテモテで…!!

    ■感想■
    不幸の神様に付きまとわれているんじゃないかって思うほど不幸体質。
    そんな圭司も、ようやく櫻崎に出会って変わる…とは、簡単にはいかず。
    大どんでん返しがあって、ちょっとドキドキしてしまった。
    それにしても元彼を側近にしておける櫻崎の神経がよくわからない。
    仕事と恋愛は別物なのか?うぅ~ん…やはり理解しがたい。
    美麗な男達が出てくる作品に興味がある方にはおススメ。エロ度低め。

  • アパレルメーカー社長でバーのオーナー×バイト…かな?
    貧乏で薄幸で、でもけなげにがんばる素直な子(23歳だけど)が、魅力的なお金持ちに拾われて幸せになる話。シンデレラストーリーってヤツですね。
    ハッピーエンド好きなので私には読みやすい?話。
    こっそり気になったのは157Pの挿絵にある缶!w なぜか目がそこに行くww

全26件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

小説家。
小説家:洸らと共に、M企画祭り囃子編集部を主催。

義月粧子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×