ゴーダ哲学堂 (竹書房文庫 GY 8)

著者 :
  • 竹書房 (2007年8月24日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812432471

感想・レビュー・書評

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  • 『ゴーダ哲学堂「空気人形」』と『ゴーダ哲学堂「悲劇排除システム」』の合本。

    この人は本気で、漫画で哲学しようとしている。
    というか、哲学を具体化しようとしている。
    「空気人形」原作とのことだが、それはあくまで一部。
    作品集全体で人類について考えて(すると人形やロボットがどうしてもモチーフになってくる)、なおかつユーモラスでもある。
    射程の広さ。真善美。

  • 「人生に意味があるのか」という問いに対して「真・善・美という価値がある」というのが著者の回答。これが全体的なテーマであり、ショートストーリーの漫画で描いているわけだが、抽象的命題に対して個々のエピソードには乖離があってテーマとの結びつきが少々わかり難い部分もある。とは言え、個々のエピソードは社会風刺だったり、不条理モノだったり、人間賛歌だったりして読ませるもがあり、一読の価値はある。

  • なんのためじゃなく、ただ感謝して生きていく

    生きることについての短編漫画集

  • ***未処理***

  • 天才

  • 「人類の代表」という話。想像の範疇を超える凄みを、漫画で初めて感じた。

  • こっちの文庫本しか読んでいないのだが、
    先に出た『ゴーダ哲学堂「空気人形」』と『ゴーダ哲学堂「悲劇排除システム」』の
    合本らしいと後から気づいた。
    人の生き方、価値観、善悪などについて思考を巡らせた短編マンガ集、
    全24話。
    説教臭くなる手前ギリギリで踏みとどまっている感が好印象。

  • 人生に意味はあるか

    虚しい人の生を描きながら、しかしそこから人生の意味となる価値を見出す一作。
    言葉にするととてもチープなので、読んで欲しい。言葉にあるものはすべてある、というのが格言として出てくるが、言葉だけではない。言葉にできない線のゆらぎ、登場人物の目線、そういったものも「ある」。いや、これはマンガの作家に対して言いたいのだ。結局、すべてあるものはすべてある。そして、そこからある価値を見出すのが幸福としてあり得るのだ。

  • 「言葉にあるものはすべてある」
    「真実を求め、美を愛し、より善く生きる」

  • うーん、‥‥現実は辛いな

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