マギの聖骨 (上)

  • 竹書房
3.54
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本棚登録 : 129
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812432624

作品紹介・あらすじ

ドイツのケルン大聖堂で行なわれていたミサの最中、修道服姿の侵入者たちが出席者と司祭を惨殺した。犯人の目的は黄金や貴重な美術品ではなく、内部に保管されていたマギの聖骨。キリストの生誕を祝いに訪れた東方の三博士の聖骨だ。聖骨を奪った襲撃者たちは、世界を一変させる力を手にする。事態の収拾に追われるヴァチカンは、ローマの国防省警察に所属するレイチェル・ヴェローナ中尉に調査を依頼。だが、彼らだけではこの奇怪な盗難と殺人事件に対処できない。そこで、米国国防省内の機密組織、シグマに応援の要請が届く。グレイソン・ピアースは、科学者と特殊部隊の隊員から成る即席のチームを編成し、奪われた聖骨の謎の解明に取り掛かる。彼らは暗い過去の歴史を暴きながら、古代の秘密が眠るアレクサンダー大王の遺跡へと向かう。その先には、神秘と恐怖のベールに包まれたドラゴンコートが待ち構えていた-。

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりの海外作品になるなぁ~難しいんですよね。のめり込むまでの時間が本当にかかるんですよね。主要人物が頭の中で理解できるというよりも理解しきらないと読み切れないんですよね。読むときの選択肢はシリーズものを選びます。以前読んだラドラムのようにシリーズものであれば主人公の活躍がすべて頭の中に浮かんできますからね~

    「マギの聖骨」

    ジェームズ・ロリンズの「シグマフォースシリーズ」の2作目の作品です。11作あるのですが、単行本での購入なら簡単なのですが、ハードとなると難しいんですよね。面白さはすごく感じるのですが、ラドラムのジェイソン・ボーンに比べると激しさがない!肉体派というよりもハイテク派で変な細かさがある。こういったスパイ系の作品は一瞬のヒロインの登場はいいのだが、終始色を感じる作品の緊張感は薄れてくる。

    何作集めるかはわからないが、進化したものを期待したい!

  • 謎解きトレジャーハント+特殊部隊もの。
    面白かったです。科学の話はさっぱりわかりませんが、それでもふんふんと読めます。
    詳しくは下巻に。

  • 科学の話はさっぱりだけど、十分楽しめた。主人公もただかっこよくなんでもできるヒーローではなく、家族のことで悩んでいたりと、高度な専門技術を身につけてはいるけど人間らしいところがいい。
    しょっちゅう危機に陥っては、なんだかんだいって助かっている。

  • 興味深いテーマだったが、内容が頭に入ってこなかった。

  • 登場アイテムがすべて真実というのが信じられない気がします。

  • ダン・ブラウンのダビンチ・コードを特殊部隊がやるとこなるのかな。謎解きや描写が粗い。下巻に期待したい。

  • 世界遺産破壊しすぎ。
    人をいっぱい殺しすぎ。

  • 別の事件のクライマックスから話が始まるという映画の007シリーズと同じ手法。ダ・ヴィンチ・コードとの比較で語られることが多いが話の進行具合は全く違う。まさに活劇。会話と行動場面の描写中心に話が進み翻訳物とは思えないほど速く読める。善玉悪玉3グループが入り乱れ、ヨーロッパ中を駆け巡って繰り広げられる古代宝探し双六だ。面白いけどあんなに次々と世界遺産を壊してもいいのか!^^;

  • 感想は下巻に

  • ★★★から★★★★の間かな、バチカンやヨーロッパを横断しての設定や最新科学、特殊部隊やら面白いエッセンスが満載です。
    ただなんか読みづらい、ダビンチコードのほうが引き込まれ感があるきっとアクションシーンの描写の違いなのかもしれないが。
    既に続編が作られていて、日本でも出版よていだそうだ。要チェック
    Black Order「ナチの亡霊」出版済み
    The Judas Strain「ユダの復活(仮)」

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著者プロフィール

[著]
ジェームズ・ロリンズ
James Rollins
1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。歴史的事実に基づきつつ、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。「シグマフォース・シリーズ」から派生した、元兵士のタッカー・ウェインと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グラント・ブラックウッドとの共著)は、『黙示録の種子』『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。また、少年少女向けの冒険シリーズとして『ジェイク・ランサムとどくろ王の影』を執筆している。
ジェームズ・ロリンズのオフィシャルサイト
■http://www.jamesrollins.com

「2022年 『セドナの幻日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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