恋心だけ秘密にして (ラズベリーブックス ク 2-4)

  • 竹書房
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (543ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812436639

感想・レビュー・書評

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  • コリン✖️ペネロペ
    お互いの長所を褒めて尊敬して伸ばし合える関係は、見た目が好きっていうものよりも、深く絆が深まりそうだなと思った。
    前半ホイッスルダウン探しばかりでたいくつだったのと、ホイッスルダウンの正体を皆に発表した案が腑に落ちないというか、他に案なかったの?って思った。一応手元には置いとこうかなと思うけど再読はなさそう。

  • ブリジャートンシリーズ四作目。お待ちかねー!の三男コリン(お調子もの&風来坊)とペネロペの物語。十一年越しでコリンを想っているペネロペだが、老嬢として社交界にまだいた。目立たないペネロペを妹のように思っていたコリンだが、最近の彼女の発言には驚かされてばかり?
    コリンがペネロペにいまさらひかれた理由がちょっと薄いですが、期待通り面白かった。ライバルというか悪役が出てくるロマンスはあまり好きではないのですが、その点を除いてはよかったー。ペネロペとブリジャートン家の次女の友情もよかった。良いところだけではなく、おいてけぼりにされてしまう、という気持ちを言ってしまうところがスキー。

  • はぁー、レディ・ホイッスルダウンの正体、私もヒーローと同じ考えだったわー騙されたー(笑)で、エロイーズは何してるんだ?続きを読めばわかるんだろうな。 懐かしい面々に行間で会えて、なんだか嬉しかったかも。ダフネとサイモン(長女夫妻)が4人の子供を育ててたりね。このサイモン話は彼の生い立ちというか幼い頃の境遇に泣いたんだった。

  • 3男コリン&壁の花ペネロペ嬢

  • シリーズ①②が中々よかっただけに、あんまりだったかな〜
    このシリーズは最初の方が面白かったみたい。

  • ブリジャートン子爵シリーズの第4弾
    ついにレディホイッスルダウンの正体が明らかになる☆

    子爵家の三男坊コリンとコリンに妹のように扱われてるペネロペの話
    ペネロペは、長年ずっとコリンに片思いをしていたが、数年前にコリンが彼の兄達2人と話をしているところに出くわしてしまう
    ちょうどコリンが兄2人に「ペネロペと結婚するなんて有り得ない!」と言ったところに。
    それ以来、ペネロペは恋心をひた隠しにしてきた
    そのまま数年が経ち、社交界に精通している謎のゴシップ記者レディ・ホイッスルダウンの正体は誰か、という賭けに巻き込まれる
    (社交界を厳しく酷評するレディ・ホイッスルダウンは、かなりの人気があり、コリンやペネロペ自身も彼女の記事を楽みにしていた)
    そんな中、コリンはペネロペが知性・才覚に溢れた面を知り、彼女に惹かれていく
    果して恋の行方は如何に

    自分の人生だからしっかり目的を持って生きて行きたいなんて思わされる作品でした
    私もペネロペのように強くなろう

  • ブリジャートン家の三男、世界に愛されるコリンのお相手は何とあのペネロペ・フェザリントン。前作のコリンの不用意な発言からはもう7年も経っていて、ペネロペは立派な行き遅れになっている。それがレディ・ホイッスルダウンの正体探しやなにかから距離が縮まって……更にその後でもう一波乱あるのはこのシリーズのお約束。またいつもうまいとこ突いてきますね。
    どんな時も自分を笑えるユーモアをなくさなければ、いろんなことが楽になると私も思う。

  • 読み終わったすぐよりも、少し時間が経った方がじわじわと面白さを感じる。
    オールドミスのヒロインと人気者のヒーローという、コンテンポラリーにありがちな設定。
    子供のころから知ってると、その先入観から本質的な部分が見え
    にくいんだなと思う。
    内向的で理知的なヒロインは自分のことを客観的に捉えて、自分の好きな人に迷わなかったけど、ヒーローは遠回りしちゃった感じ。

    シリーズ4作目で大きな秘密が明かされて、そこも見どころの一つ。

  • ブリジャートン8きょうだいの”C”、三男コリンのオハナシ。
    過去3作品でキュートな合いの手をいれてきていた、旅行大好きコリンと、ブリジャートン家の”E”、エロイーズの無二の親友であり、こちらも過去3作品皆勤賞、地味だ地味だと評されてきたペネロペ・フェザリントン嬢。
    ひそかにコリンを想うペネロペと、人生の目的を見いだせないことに思い悩むコリンを、ふと近づけたのは、一冊の日記だった。
    今まで平行線だった人生が、”文を紡ぐ”という一点で絡み合い、”物語を紡ぎ”、交わってゆく。
    ペネロペのひたむきさかげんが、爽やかにあたたかいオハナシ。

    そして社交界最大のナゾ、最大のトリックスター、最高の語り部、悪名高き”レディ・ホイッスルダウン”探しが加熱し、シリーズ前半の最高の山場へと登っていく。

    だれが、だれが、だれが。
    レディ・ホイッスルダウン、社交界最凶のゴシップライターなのか。

    「しかし心配ご無用、筆者は何でも知っている!」

  • 〈ブリジャートン子爵家〉シリーズ4作目

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著者プロフィール

【著者略歴】
ジュリア・クイン
Julia Quinn
ハーバード大学ラドクリフ・カレッジ卒業後すぐにロマンス小説を書き始め、1995年に"Splendid"(邦題:『すみれの瞳に公爵のキスを』)で作家デビュー。2000年に発表した〈ブリジャートン家〉シリーズの第1作、2作、4作がRITA賞の候補作に選ばれ、人気ヒストリカル・ロマンス作家としての地位を確立。2007年、シリーズ第8作でついに受賞。その他2作品がRITA賞を受賞している。米国ロマンス作家協会殿堂入り。太平洋岸北西部に家族と在住。

「2022年 『ブリジャートン家9 幸せのその後で ~ブリジャートン家後日譚~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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