禁じられた「恋の指南書」 (ラズベリーブックス)

  • 竹書房
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812443040

感想・レビュー・書評

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  • 放蕩貴族ヒーローx令嬢ヒロイン

    Wカップルで話が進む。
    貴族夫婦のほうが好きでした。

  • 100年くらい前の(?)イギリス貴族社会が舞台。恋愛や結婚について女性からアクションを起こすことははしたないと言われている(男性に見初められるか親の決めた人と)時に、いかに女性がウラから手を回すか・・・の指南書。ちょっとH方向も入っているので、さらに「禁断」らしい~

  • 2組のカップルのお話が同時進行するという珍しいストーリーでした。
    1組目のカップルは、新婚ほやほやのブライアナと、旦那様のコルトン(公爵)。
    もう1組は、ブライアナの親友レベッカと、コルトンの弟のロバートです。

    登場人物の中に悪役も見当たらず、事件も特に起きることも無く、純粋に2組のカップルの恋愛模様を描いている作品で、楽しく読めました。

    貴族社会では、夫も妻(跡取り出産後)も愛人を持っても構わないという時代背景の中、ブライアナは夫になったコルトンに、自分だけを情熱的に愛して欲しいという願いを持ちます。
    そして、彼女が手に取った一冊の本は、何年も前に禁書になっている、悪名高い娼婦が書いた「恋の指南書」でした。
    一生懸命に、夫を誘惑するブライアナが可愛らしいです。
    2人は元々恋愛結婚(婚約期間中は清い交際)だったのですが、突然積極的になった妻にたじろぐ生真面目なコルトンも可愛らしい旦那様でした。

    一方、ブライアナの親友レベッカは、1年前に出会ったロバートに切ない片思い中。
    既婚女性とばかり浮名を流している彼が、自分に振り向いてくれるはずがないという絶望感の中、両親から受ける結婚へのプレッシャーに苦しんでいます。
    そして、コルトンのバースデーパーティで、2人は急接近を果たすことに…。

    登場人物がそれぞれ個性的でありながら、それぞれの魅力を発揮していて、楽しく読める作品でした。

  • すっご〜く面白そうと思ってたのに…残念。。
    面白くなくはないけれど…期待しすぎちゃったかな。

  • 甘々な雰囲気は◎
    でも、主役カップルは冒頭からうまくいきすぎて単調だった。おもしろくなるのはラスト1/4から。スピンオフの短編くらいでよかったかなー。か、ホントは一目ぼれみたいな出会いからとか。
    副主役カップルの方がロマンスって感じ。

  • コルトンが意外とヘタレ。ダミアンの話も読んでみたい。

  • 夫を振り向かせたいと奮闘するヒロイン。そして冷静沈着な夫。
    もう1組のロマンスも同時進行。どちらも 禁じられた「恋の指南書」をお手本に男達を翻弄し美味しいエサを与えて手なずけているじゃないの。ひじょうに愉快で楽しいロマンスである。動揺しまくる男達の姿を見て楽しみましょう。

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著者プロフィール

アメリカ、ミネソタ州生まれ。
幼いころからの読書好きが高じて自然に作家の道へ。
リージェンシー・ロマンスを中心にeブック(電子書籍)形式で20作以上を発表、No.1ベストセラーを連発する。
2005年度ウィスコンシンRWAヒストリカル・ロマンス賞、2006年度Lories賞、2007年度Eppie最優秀エロティック・ヒストリカル・ロマンス賞など受賞多数。
現在はインディアナ州で夫と3人の子ども、たくさんのペットと一緒に暮らしている。

「2019年 『恋はどしゃ降りの夜に 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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