落園の鎖~狂犬と野獣~ (ラヴァーズ文庫)

著者 :
  • 竹書房
3.85
  • (11)
  • (24)
  • (19)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 169
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812445433

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ★3.7

  • 繝、繧ッ繧カx蜈ャ螳峨?後ち繝ウ繝?Β縲阪?邯夂キィ縺?縺」縺溘?ゆサ雁屓縺ッ蜈?キヲ鄙シ縺ョ迺ー蠅?ユ繝ュ繝ェ繧ケ繝磯寔蝗」縺ョ隧ア縲る寔蝗」蛯ャ逵?繧?i豢苓┻繧?i縲√≠縺?°繧上i縺夂黄鬨偵〒荳サ莠コ蜈ャ繧よコ?霄ォ蜑オ逞阪?ゅ〒繧る擇逋ス縺九▲縺滂シ 谺。縺ョ隧ア繧ゅ≠繧九i縺励>縲ら┌莠九〒縺ヲ縺サ縺励>縺ェ縲

  • 第二弾も、さいこーだな。
    ふたりは協力者となるようでならない、
    恋人でもない。体はぶつかりあうけど咬み痕だらけの
    野獣同士の交わり。
    受けの「真通」は5つも上だったんだ・・。
    どっちも180センチくらいの偉丈夫で、分厚い唇
    むさぼり・がんがんやりまくるから、爽快。
    ほかの刑事や弁護士、893バディものはそんな
    読んでないけど、これは物語の軸となる
    破壊的自然保護団体が社会の闇となる話よくできてた。
    BLノベルズの枠を超えて、全然ちゃちくない。
    カリスマ双子とわかい刑事の3Pも前作に続いて
    おなじみ・ごぞんじの体で笑った。
    「あまね」と呼びかけると大きな美丈夫が甘えて
    くる幸せなムードも終末にあり、いいなぁ、ベタ甘
    すぎない大人の男のちょうどな距離感。

  • 新左翼の組織などを扱った内容。
    前作のが面白かったかな。文章は上手くなってると思う。
    主人公が自己回帰する文章や、カッコイイ言い回しなど多く、自己陶酔的な文章がすこし多く感じられた。
    BLライトノベルというよりは普通の大衆小説に近い本。

  • ★3.0。シリーズ2。双子と宮木サイドの方が壮絶で、肝心の攻と受が傍観者のような印象だったのが残念。攻は受を強引に繋ぎとめるでもなく、事件の渦中で活躍するわけでもなく、神出鬼没キャラという感じであまり野獣に見えなかった。もっとガツガツ感が欲しい。脇カプの絡みや脇受の描写が多いのは好きじゃないので、どうせなら宮木の立場を靫にやって欲しかったな…。近親相姦もサンドイッチ3Pも好きだけど、主人公が参加しないエロは興味が持てえない。むしろ最後の攻の頬チューに一番萌えた!甘える野獣はかわいいわ〜。

  • 「狂犬と野獣」シリーズ 第二弾

  • 『ダンデム~狂犬と野獣~』
    ⇒『落園の鎖~狂犬と野獣~』
    『堕楽の島~狂犬と野獣~』

  • 同レーベル「タンデム~狂犬と野獣~」続編

  • 首をながーくして、待ち続けていた「タンデム~狂犬と野獣~」の続編です。ほんと、待っていた甲斐があったと断言できる質の高さでした。

    警視庁公安刑事と893のリスキーな協力関係が、今回も新たな事件で再始動。どこかの自然保護団体や、十数年前のテロ事件を首謀した教祖などを彷彿とさせる「ソイルロード」に潜入捜査を仕掛ける靫ら公安部。
    前作の新興宗教は音で洗脳しようとしていましたが、今回は光の点滅。活動家リーダーである岩城の双子の孫が大きくかかわっています。
    突き詰めるとBLの範疇ではあるけど、このストーリーはものすごく刑事モノとしてもよくできています。岩城の過去が元新左翼過激派だったことが、この団体の壮絶なリンチの原点であるところや、ナイーブな若者たちに環境破壊を訴えて自然や農業への回帰を呼びかけて集め、洗脳で結束を強化して武装集団を作り上げるところなど、思わず圧倒され、世界観に引きずり込まれます。

    沙野センセの持ち味であるダークで容赦ない凄惨な描写が、最高に生きてる感じです。しかも、最近ではただドロドロしてるだけじゃなく、息抜きできるような軽いタッチで描かれている場面も多くなっていて、さらに垢抜けてます。
    公的にも私的にも信頼できる刑事の協力者が登場する共通点では、「エス」を思い浮かべますが、内容的には全く異なるベクトルの作品。さらに言えば、協力者と刑事がこちらでは激しく濃厚に欲情しあう仲。

    前作に増して、エロティックなシーンは増量パワーアップ。小山田センセの挿絵が半端なくエロス。そしてイラスト枚数もかなり多いです。
    だんだん、互いに愛を感じるようになっていく二人の絡みは「真通」「あまね」とマジで呼び合いながらという赤面メロメロものになっているし。

    今回、宮木がとても切ない鬼畜3Pに巻き込まれています。可哀そうにも使命をまっとうしようという健気さ、男気もみえてなかなか読ませる場面でした。陵辱も痛いだけではないのがさすがの腕前です。

    まだ、事件は完全解決していないので、続編は必至。
    読み応えのある密度を持った事件と、リスキーで濃厚な刑事×893の関係。どんな終結をむかえるんでしょうか?さらに期待度が高まったと言えます。

  • あんなに否定していた峯上との関係だったのに今回は真道の気持ちに変化がみられました。
    困った時に年下の暴力団の野獣、峯上周を頼っている真道。
    命の危機に瀕した真道のところへ現れて、口付けられるなんて
    まるでヒーローのようで。
    常時の時に「周」と呼ぶようになった真道の変化も面白い。
    ソイルロードというカルト的集団に潜入の真道はコレでもかというほどボロボロで、痛々しかったのですが、周の愛に陰ながら守られていて凄くよかった。
    激しくハードボイルドであまあまでした☆
    周が使いたがるあのフランス産のバターってエ**ですよね?
    あれってほんとにトロッと解けて芳醇な味わいなので、バター犬の餌には持って来いですね♪~

全17件中 1 - 10件を表示

沙野風結子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×