ダークフェイス 閉じ込められた素顔(上) (ラヴァーズ文庫)

著者 :
  • 竹書房
3.77
  • (10)
  • (9)
  • (9)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 125
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812446973

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 電子書籍。上司のとばっちりを受けエリートの道からおちたら新聞記者・貴志、ある事件に興味を持ちキャリアの警視・篠原に接触するが… あそこまで屈辱的な行為を強いられてなお事件を追う貴志の強さはある意味凄いと思うが、語られる想いはちょっと弱いような気がする。でもドキドキ感はあって楽しめたと思う。下巻に期待かな。

  • 初読み。作者の作風を掴めてないせいか、主人公の記者・貴志が、情報を求めて突き進む度に男の凌辱されてしまうのは、貴志が雄を惹き寄せるフェロモンを出しているからなんだろうけども、この事件に足を踏み入れるまでの、社会部でばりばり働いていた間の貴志にはそう言う事が全く起こらず、本人が一向に気付いてないのか、落ちぶれて初めてその手の魅力が垂れ流されてしまっているのか、その辺の下りが書かれてないのがちょっと気になる。殺された被害者がいると言う事は、その被害者の葬儀などが行われている筈で、まず、被害者を特定するのに動く方が先なんじゃないかな、とか、ちょっと気になる事が多い。BL的な「事件」が起きる状況を書く為に貴志を動かしている、と言う作者のご都合主義的な部分が見えなくもない。リョウが二重人格者と言うのは、タイトルからも早々に想起してしまうので、その辺の驚きも少ない。辛口かもしれないけど、下巻を読んで「新聞記者もの」としての説得力が増すと信じて読む。

  • ⇒『ダークフェイス 閉じ込められた素顔 上巻』
    『ディープフェイス 閉じ込められた素顔 下巻』

  • 握りつぶされようとしている事件の真相を追う新聞記者という緊迫感のあるサスペンスでお話自体は面白いと思う。ただ、記者の貴志が自分の身体を張ってまでその事件に拘る動機が弱いので共感できない感じ。貴志が主張する理屈は理解できるのだけど、それだけでここまでやるのかと少々違和感がある。閑職に追い遣られてやさぐれてるからなのかもしれないが(笑)陵◇辱Hはハードだけど、愛がないので萌えには繋がらず。恋愛部分は下巻までお預けだw別レーベルのキャラが出てきて「おお!」ってなった。こういうリンクは楽しい♪

  • すごく面白かったです。
    このあとどんな展開になるんでしょう。
    ドキドキしながら下巻を読もうと思います!

  • ドキドキハラハラがすごい。BL的なことはもちろん、事件の真相がどこにあるのか色んなパターンを想像できる楽しさもある

  • 長い年月過剰なストレス下に置かれると人は精神に異常をきたす。または別の人格を生み出すのかもしれない。自分を守る為に。
    白金台で殺人事件が起きた。医師とその助手が殺されたのだ。政治家に多数の身内を持つ篠原家に起きた殺人事件に疑問を抱き、上司の汚職で濡れ衣を着せられ社会部のデスクから一転、文芸部へと左遷されていた貴志はエリート警視篠原に接触し事件の真相を探る。
    そんな時、財布を擦られてバーを出た貴志はその男に拉致されて...
    リョウと名乗る野性味溢れる男に二度も陵辱され「篠原には近づくな」と言われても命がけで事件を追う貴志は次第に篠原家の隠す秘密に近づいていく。
    左遷され、新聞社内にも味方は無く上司からも釘を刺され、妖しい男に暴行されながらも真実を求めて行動する貴志。
    暴力団の本部にまで取材を申し込む無謀さに冷や汗が出ました。
    余りにも目紛しく進む内容に一気読みでした☆
    面白い〜♫

  • サスペンス…でしょうか

    上司の不祥事のとばっちりを受け、閑職に追いやられた新聞記者
    一つの地味な記事によって、運命が大きく変わってくる

    上巻は、登場人物が出揃い、伏線を潜ませた巻

    疑問・疑惑・不信感…

    一時も目が離せず、一気に読みました

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

秀香穂里 Kaori Shu
動画配信サービスにハマっていてずーっと観ています。そのうち、
配信者さんに憧れる受けの話が書きたいです!

「2019年 『溺愛アルファに娶られたホテル王』 で使われていた紹介文から引用しています。」

秀香穂里の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×