- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812446973
感想・レビュー・書評
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初読み。作者の作風を掴めてないせいか、主人公の記者・貴志が、情報を求めて突き進む度に男の凌辱されてしまうのは、貴志が雄を惹き寄せるフェロモンを出しているからなんだろうけども、この事件に足を踏み入れるまでの、社会部でばりばり働いていた間の貴志にはそう言う事が全く起こらず、本人が一向に気付いてないのか、落ちぶれて初めてその手の魅力が垂れ流されてしまっているのか、その辺の下りが書かれてないのがちょっと気になる。殺された被害者がいると言う事は、その被害者の葬儀などが行われている筈で、まず、被害者を特定するのに動く方が先なんじゃないかな、とか、ちょっと気になる事が多い。BL的な「事件」が起きる状況を書く為に貴志を動かしている、と言う作者のご都合主義的な部分が見えなくもない。リョウが二重人格者と言うのは、タイトルからも早々に想起してしまうので、その辺の驚きも少ない。辛口かもしれないけど、下巻を読んで「新聞記者もの」としての説得力が増すと信じて読む。
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⇒『ダークフェイス 閉じ込められた素顔 上巻』
『ディープフェイス 閉じ込められた素顔 下巻』 -
握りつぶされようとしている事件の真相を追う新聞記者という緊迫感のあるサスペンスでお話自体は面白いと思う。ただ、記者の貴志が自分の身体を張ってまでその事件に拘る動機が弱いので共感できない感じ。貴志が主張する理屈は理解できるのだけど、それだけでここまでやるのかと少々違和感がある。閑職に追い遣られてやさぐれてるからなのかもしれないが(笑)陵◇辱Hはハードだけど、愛がないので萌えには繋がらず。恋愛部分は下巻までお預けだw別レーベルのキャラが出てきて「おお!」ってなった。こういうリンクは楽しい♪
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すごく面白かったです。
このあとどんな展開になるんでしょう。
ドキドキしながら下巻を読もうと思います! -
長い年月過剰なストレス下に置かれると人は精神に異常をきたす。または別の人格を生み出すのかもしれない。自分を守る為に。
白金台で殺人事件が起きた。医師とその助手が殺されたのだ。政治家に多数の身内を持つ篠原家に起きた殺人事件に疑問を抱き、上司の汚職で濡れ衣を着せられ社会部のデスクから一転、文芸部へと左遷されていた貴志はエリート警視篠原に接触し事件の真相を探る。
そんな時、財布を擦られてバーを出た貴志はその男に拉致されて...
リョウと名乗る野性味溢れる男に二度も陵辱され「篠原には近づくな」と言われても命がけで事件を追う貴志は次第に篠原家の隠す秘密に近づいていく。
左遷され、新聞社内にも味方は無く上司からも釘を刺され、妖しい男に暴行されながらも真実を求めて行動する貴志。
暴力団の本部にまで取材を申し込む無謀さに冷や汗が出ました。
余りにも目紛しく進む内容に一気読みでした☆
面白い〜♫