夢が叶う12月 (バンブー・コミックス REIJIN Selection)

著者 : 山田ユギ

• 竹書房 (2002年12月16日発売)

感想・レビュー・書評

[空木さんの感想 · 2009年7月15日]

最初は立ち読みしていたのだけど、全部読み終わった後３分悩んでレジに持って行った。
この人の作品は大体立ち読みで満足できるんだけど、これは結構好みだったぞ！

短編初っぱなから篠ちゃんの健気さにメロどっきゅん（……）でした。
展開からして弟かと思ってたらそっちですか！GJ!!
いつも思うけど作者と受け攻めの好みがほぼ一致することに感動する。
我ながらちょっと王道からずれてるからなぁ。こういう人がいてくれると（そして人気があると）、似た部分に惹かれる人がたくさんいるんだ！と嬉しくなります。世の中捨てたものじゃないね。

攻×攻っぽい編集者同士の話も好きだったなー。
わざわざ好きとか言わない、友情の延長みたいな関係。
それが崩れてから最後修復の兆しを見せる展開が……好みです（´Д｀*）

その他各方面のカプリングを盛り込んだお得な一冊でした。

[湖土さんの感想 · 2022年9月5日]

「ラブ・ストリームス」
お父ちゃん猫さん抱っこ
下町の路地の風情な日本家屋すき

「さすらい」「とまどい」
ヨンデー編集部 アルバイト松田くん！

「漂流ときりきり舞」
いいタイトルですね　すきな2人です

「夢が叶う12月」
バイト仲間の彼女もちさん！いい人すき

[みちばたきのこさんの感想 · 2022年4月10日]

新装版を再読。

[椿 さんの感想 · 2013年9月8日]

《電子にて》どれも続きが読みたい！

[hotarufujinoさんの感想 · 2013年2月28日]

相変わらず山田ユギ、とにかく安定して面白い。現在BL界ナンバーワンの実力を誇る・・・と思うほど、大好きな作家です。

[りらさんの感想 · 2013年2月9日]

短編集。どの話もしっかりと作られていて、読み応えがちゃんとあります。バランスもとってもいい。「とまどい」の先生の可愛らしさと、「リフレイン」の切ないストーリーが好きです。

[海砂さんの感想 · 2012年11月18日]

あらすじ…ﾊﾞｲﾄ仲間の山本民人(彼女いない暦19年)と荒井也寸志(彼氏いない暦３ヶ月)、2人は趣味も性格も性癖さえも正反対。
だが、2人の間にはなぜか美しい友情が生まれていた。
しかしｸﾘｽﾏｽ直前、山本に初めての彼女ができてから二人の関係にﾋﾞﾐｮｰな変化が…!?
男の愛弾けまくり(?)な8作品を一挙収録、書き下ろしも入り盛りだくさんな、著者からｱﾅﾀへ贈る、ｽﾍﾟｼｬﾙｸﾘｽﾏｽﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ☆

…あらすじからちょっとﾂｯ込みたくなりますが笑)
山田ﾕｷﾞさんの作品です。
1冊に8作品収録されており、ﾎﾞﾘｭｰﾑは満点。
8作品中、どれかはｸﾞｯとｸるのではないかと思います。

自身は「ﾗﾌﾞ・ｽﾄﾘｰﾑｽ」「なぐり愛20years」「夢が叶う12月」が楽しめました。

「ﾗﾌﾞ・ｽﾄﾘｰﾑｽ」はﾉﾝｹの兄がﾎﾓの弟を軽蔑しつつも、自身は職場で中の良かった男と酔ったｲｷｵｲでﾔｯてしまい…!?的な展開で、
自身としては、新鮮味に欠けるなぁ…と思いながら読んでいましたが、普通に面白かったです笑)

「なぐり愛20years」は、幼稚園児の頃から出会うと殴り合いで仲を深めていた2人が、思春期になり、殴り合う中で相手にﾄｷﾒｷを(欲情?笑))感じてしまい、そこからまた殴り合い、愛を育む……文字通り、最終的に「殴り愛」に落ち着く、という作品でした笑)

「夢が叶う12月」は表題作ですが、巻末に収録されており、ﾒｲﾝ2人より脇ｷｬﾗのﾃﾞﾌﾞに癒されるという不思議な体験ができました笑)

この他にも魅力的なｷｬﾗが多数登場、おまけﾏﾝｶﾞも付いており、短いながらもしっかりと読ませてくれます。
山田ﾕｷﾞさんが好きな方はもちろん、あらすじで惹かれた方、読み応えのある短編集をお探しの方はぜひ。

[腐った林檎さんの感想 · 2012年2月20日]

ユギさんは長編の方が好きだ。
リーマンも素敵に描かれるが、バカすぎる男子を描かせても秀逸(笑)
マニアックな脇キャラも冴えてる一冊。

[佐倉さんの感想 · 2011年4月20日]

面白かった！話の練り込みがすごくてどんどん引き込まれる。読後感もよくてしあわせ。

[ましかさんの感想 · 2011年4月16日]

総体的に面白かった〜。ユギさんのノリが好き。リフレインはギュンと切なくきてしまった…。