恋をしましょう (バンブー・コミックス 麗人セレクション)

著者 :
  • 竹書房
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本棚登録 : 260
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812464618

感想・レビュー・書評

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  • 1冊まるごとリーマン。短編集でどれも似た顔のオジさんばかりだけど別のお話。甘くもエロくもないけど、哀愁漂うオヤジの色気が滲み出てる。ピエロの話が一番好き。

  • 仕事頑張るBL……今読んでもよかったが、いつか後輩の男に出世抜かされたらそのときにもう一度読みたいそんな仕事頑張るBL……

  • しょんぼりさんミッケw

    ミドルな攻め受けでした~♪
    銀行強盗の話、歯が欠けてる攻めが三枚目なんだろうけどたまにドキッとするイケ面になるから不思議、ヘタウマの神。

  • 表題作: 会社の吸収合併で苦しむオヤジ(仮)とコンサルタント
    表題作の続き: オヤジ(仮)が理解あってカッコいい 口説き方がカッコいい
    銀行強盗と支店長: これは夢があっていい!
    会社の同期で、出世に差が開いた二人の話: 落ちぶれたりする話がリアルでいいです
    仕事が忙しくてカリカリする男とそれを見守る人の話: マンガらしくて夢があってよかった。短編に色々詰まっていた。
    アル中で離婚する上司と部下の話: これも休職や退職みたいなヘビーな話が出てきて、それでも好きっていう話。現実でここまでは無理と思うようなことをしてくれるのが、マンガらしくて良かった。

  • ずっと気になってた人。
    初めて読んだ。
    絵柄は好みじゃないし、ほとんど一緒の顔に見えるけど話が面白い。

  • 腐女子ほぼ引退状態のわたしにとって今や作家買いできる数少ない漫画家の西田東。ウマヘタ?系の絵とシュールなギャグは好みが別れるでしょうが、男に夢を見ないリアルさが、究極のファンタジーたるBLとさりげなく融合してるのが面白い。サラリーマンもの、たしかにワンパターンに感じるときもあるけど、安定クオリティで安心して読める。

  • 7つの作品が収録されています。
    恋をしましょう
       →合併する保険会社の部長・荒木×経営コンサルの小林の話1
    恋を感じて
       →合併する保険会社の部長・荒木×経営コンサルの小林の話2
    DIRT →銀行の支店長×銀行強盗
    あの頃に戻れない →リーマンの同期入社カップル
    胸いっぱいの →エリートサラリーマン×警備員
    連れて行ってくれ →デイトレーダー志望の清水×元上司の千葉
    メモリアル・デー →リーマンの上司と部下

    この作者様の作品って他のBLとなんだかどっかちがう気がして
    読むたびに、毎回そう思います。
    この中では、「連れて~」が一番好きでした(^^)

  • うーん ここまで自分の守備範囲が広がるとは!
    大人だなぁ…大人なのに純で大人だからこそ懐が深くて…。 泣けてくる。

  • 働くおじさん。リーマンスーツ萌えにしては、かなり年齢が高い主役たち。一生懸命仕事をして人生の酸いも甘いもかみ分けた、いい年のオジサンが恋に身を投げ出すのです。西田センセの描く、切なくもあり、カッコよくさえもあるおじさんたちに心奪われました。

    短編集なのでスーツのおじさんがひしめいています。渋い。
    「恋をしましょう」では、仕事はバリバリこなすけど下半身は男好きな経営コンサルタントの小林が主人公。若い男が好みだったはずなのに、仕事先の保険会社で中年部長荒木に惚れてしまいます。自分の人生を捧げた会社が合併吸収という一大事に、せいいっぱいの誠意を持って対処する荒木は、まさに中年の鑑!
    おっさんなんかに惚れるか、と自分の気持ちを否定しまくりだった小林も、やがてそんな恋心を認めざるを得なくなるのです。
    企業戦士だったおじさんに「恋をしましょう」と、自分自身の人生を正直に生きようとオススメしながら、小林自身も自分の気持ちに正直になっていきます。仕事も恋も、は乙女だけじゃなくおじさんもです。

    「DIRT」では、銀行強盗×支店長。この支店長も仕事第一。命より会社。金を奪われまいと必死で抵抗するうち、二人の間には何やらとても隠微な空気が。歯抜けの攻って初めてです…でもマヌケじゃなくて、とてもセクシー。
    「あの頃に戻れない」は、同期のリーマン同士。昔と今で出世に差が出ている二人。何故、広瀬ががむしゃらに仕事をして出世しようとしたかと言う理由が意地らしいのです。中年ツンデレ。
    「胸いっぱいの」は、中間管理職の悲哀が感じられて印象的な作品。頑張って出世して、働きすぎでいっぱいいっぱいになってしまった春日。唯一彼を心配して癒そうとする警備員の心優しい青年に、八つ当たりで暴力を振るってしまうほど追い込まれてしまっています。そんな自分自身を見失っている春日を救った和也の優しさが健気。

    一番気に入ったのは「連れて行ってくれ」。シリアスでものすごく泣けました。愛する男が妻子持ち。彼のことをものすごく愛している清水は、自分から離れないようにアルコール依存なのを黙認した上で、世話を焼きまくります。ちょっとすごいヤンデレぶりなのです。酒のせいで仕事バリバリだった時の面影も無くなっているのに、それでも愛していて、でも最後は彼のためを思って悪者になっちゃう。そこまでできる清水の愛の深さに涙。そんな彼に見せた千葉の気持ちにも涙でした。熱すぎる愛がほとばしっています。

  • おっさんに萌えられた。やっぱり面白いな。

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