カナさん (バンブーコミックス/麗人セレクション)

  • 竹書房
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本棚登録 : 316
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812483206

感想・レビュー・書評

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  • のっけから、えーっ!という展開です。トジツキ先生節が効きすぎです。シリアスです。読み終えたら一人旅に出たくなります。カナさんは凄いというより、イイ男だったんだなと思います。<h>

  • カナさんに全てを持って行かれる… もっとカナさんの事を知りたいと思うのに、あっけなくいなくなってしまうカナさん。そこに縛られずたんたんと日常を過ごしていく人間模様。でもふとした瞬間、カナさんの不在を感じる切なさがじんわりくる… 一冊まるっとカナさん関連で読みたかったなぁ。他の短編3作も面白かったです。その中でも「外道」が好きです。

  • 痺れる世界観。巧みな文体。アウトローな性癖。一人はでてくるロン毛、髭、坊主。トジツキさんの作品は安定して好き。最近は「月翳」のような不思議な心地のする漫画が多いように思う。全サも心待ちにしている。

  • 短編集なんだけどどの作品も力があって衝撃を受けた。読み終えた時疲れを感じた程。
    表題作であるバンド仲間の話はタイトルが「カナさん」…主人公なのかな、カナさんが。ヒロセの心の中に生きてると言うより、このお話の世界にはずっとどこかにカナさんがいるんだよね。もうひとつのCPは可愛くて普通にBL。
    それ以外のお話も一筋縄ではいかないものばかりだった。BL読んだなーって感じはしないんだけど、人生…生き方?そんなものを感じさせる一冊でした。

  • 後書きに「長い間お世話になりました」と書かれていてうわー! ってなりました…

    表題作シリーズ: やりたいことがある人が余命を知っていて、やりたいことが無い人が残されるというお話。
    無感情な主人公が嘆き苦しむ描写はなく、恋なのか、相手になりたいという憧れなのか、わからないところがいいです。
    バンド仲間のキヨとゆーし君については、反動のように騒がしいので、あまり萌えませんでした…

    レスラーと料理人: かなりあやしく仲がいいのが良いです。料理人は健康オタクに描かれています。
    彫り師と一般人の彼氏: ずっとエロのはずが、画面が綺麗なのでなぜかサラッとした印象です。
    戦後もの: ラストがどういう意味で出されたのか説明がなく、読者に考えてもらう余地があるところが小説なのかなと思いました。

  • ゆーしくん受にキュンキュンした
    あといろいろキュンキュンした

    題名はカナさんだけれど、カナさんという存在が残したもの、が主題だと思う。
    面白い。何故BLにした。萌えるけれど。

  • 久々にトジツキ先生読みました。昔の絵柄とは全く違っててビックリ。それでも革新的なストーリーは健在でした。


    さて今更ですが、これ全サで単行本未収録ついてくるらしかった…。しかも普通の単行本並の厚さで結構がっつりのBL入ってるらしいて…。もう手に入らないのかな…。

  • 『神隠し寮奇譚』のあとがきで「2007年末にBLに挫折した。」と書かれているのを読んでから、ちょっと特別な作家さんになっている。BLに挫折って言葉的におかしいのかもしれんが、私には凄く身に染みるのだ…今、まさにそれかもしれんから…しかし作者は挫折があって以降もこうして描かれている。その精神力に感服する。

  • 作家買い。雑誌で既読。これはこの作家さんの中でも好きな作品が詰まってる…気がw

  • BL漫画というよりバンド漫画
    恋愛より男の子達の悩みがメインで流れる空気がすきでした

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