- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812490976
感想・レビュー・書評
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★3.7
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狂犬と野獣最終巻です。キャラの個性が強くて好きです。
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▼あらすじ
「あんたを信じられない」
テロに巻き込まれて負傷した靫真通(ゆぎまさみち)を陵辱し、そう言葉を残して消息を絶った峯上周(ほうじょうあまね)。峯上は暴力団藜(あかざ)組の若き幹部で、公安警察官・靫の協力者であり、最高のパートナー…のはずだった。
靫は焦燥感と失意のなかで、マークしているテロ組織に峯上がいることを突き止める。だが、峯上はテロリスト・櫟(いちい)に取り込まれていて、靫の存在すらどうでもいい様子だった。
「愛を失うのは苦しいね?」
破壊されたふたりの絆は取り戻せるのか!?
野獣と狂犬の共闘、その最終決戦の行方は――!?
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『タンデム 狂犬と野獣』『落園の鎖 狂犬と野獣』に続くシリーズ最終巻!
どうなる事かと読んでいる最中ずっとヒヤヒヤしっぱなしでした。
なかなかカルトに触れるBLって無い気がする。
ちょっと異色を放ってて、シリーズを通してかなり読み応えのある作品でした。
それに個人的にバイクが好きなんでそういう意味でも楽しめました。
本を通してバイクの迫力や振動、疾走感みたいなのが伝わってくるような気がして…。
それと口絵の「甘えたサン」に萌えた!初っ端から萌えた!(笑)
こういうドライに見えて実は焼けるぐらい熱くて甘い関係って好きです。
…宮木と光のスピンオフとか無いんでしょうか?(笑) -
★3.0。シリーズ3。カルト話を続けて3巻読むと流石に疲れる(XдX)しかし今までより二人の場面が多かったので良かったです。攻が受をどれくらい愛してるかわかったし、佐々木巻き込んだ2Pや最後の受サンドイッチ5Pは楽しめました。流石に攻を取り戻すためのリズム云々の5Pはちょっとトンデモ感あったけど(笑)シリーズ通しては、「オラオラ野獣攻が受にガツガツしつつ共闘で派手にドンパチしながら燃え上がる話」という期待よりも攻が大人しくて残念。もっと強引にガツガツして、受の支援でなく事件の中心で活躍して欲しかったな。
ラヴァーズウィンターフェア2012小冊子「狂犬と野獣の巣穴」読了。1巻じゃ想像出来ないほどの家族っぷり。 -
「狂犬と野獣」シリーズ 第三弾。
シリーズ最終巻。
恋人となった二人にまた試練が襲いかかります。
野獣が健気で、強健が女王様でした。w
試練を乗り越えたとき、
ふたりの絆はよりいっそう強靱なものとなり、
間を邪魔る事ができないくらいに、
しっかり結びつく終わり方は良かった。
さすがは、沙野さん!
受けても凛々しい男です。
女子力の高い男が受けるのがディフォというのを、
そろそろ止めないだろうか?
(逆に女子力高い攻めは有りですw)
これから、男が漢らしく受けるのがいいです。
加護される側でなく、加護する側が受けるというのが、素敵です。
ただ、こいうのを求める腐女子は、ほとんどいないと思います・・・(;^ω^) -
『ダンデム~狂犬と野獣~』
『落園の鎖~狂犬と野獣~』
⇒『堕楽の島~狂犬と野獣~』 -
口絵の甘えたサンがもうたまらん。
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狂犬と野獣シリーズ最終章。警視庁公安の靫真通と、彼の協力者であり今では恋人でもある893峯上周が、邪悪なテロ組織の首謀者で以前取り逃がしてしまった礎野田櫟と再び対峙します。
前の2作同様、甘さを徹底的にそぎ落としたドライでハードなストーリーでした。なので、「甘えたサン」というセリフ一つでジタバタ赤面!めちゃくちゃ悶えまくります。
それくらい、容赦ない血まみれシーンが続々とあるんですよね。
今まで何があっても靫の味方だった峯上が、櫟の手管に嵌りテロ組織に取り込まれてしまいます。そこで、靫は気が付くんですね~どんだけ今まで峯上の愛の上に胡坐をかいてきたのか?と。それだけ彼を信頼していたわけなんだけど、失踪する直前「あんたを信じられない」と詰られた意味をようやく理解し、大いに反省するのです。そして、奪還を決意。
洗脳され櫟の側についてしまった峯上を自分の元へ取り戻すため、危険を覚悟でテロ組織に潜入する靫がいつも以上に漢らしく、峯上への想いの強さを感じました。
刑事モノとしてもかなりのクオリティ。隙が無くて、かなり仔細にわたって作りこまれた設定だなと。集団洗脳の禍々しさに圧倒されました。ありえないことじゃないので怖かった…
人々の心の弱さにつけ込む手法がリズム、光からサブリミナルなものに。洗脳するだけじゃなく、人々に負の精神を「定着」させ最終的に破滅させようともくろむ櫟。母親からしっかりカリスマ性を受け継いでいる上に魔性のオトコというのが恐い。
でも、彼の心の深い闇を知ると単純に悪人と糾弾できず、複雑です。
エロ的にも、漢×漢の濃厚通り越して重厚Hをこれでもかというほど堪能。H自体が戦いなんですよね。ある意味挑戦なんです。
そして、洗脳を乗り越えるためのものだったりするので、無意味なエロじゃないのが面白かったりします。自分のHの抽送リズムを忘れさせられ櫟のリズムでHする峯上の洗脳を解くため、靫のリズムでHするという策をとるのがエロすぎた。官能の極致w
愛あればこそ!というのがものすごく伝わってきて萌えました。
あのチワックス宮木が光といい関係みたいで、そこも萌えた。相変わらず靫にいじられまくりでかわいいです、宮木。
大人のBLでしたね。読み応えのあるシリーズだったと思います。読後に感じる満足感が大量。