- Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812493823
作品紹介・あらすじ
公爵令嬢ソフィは、雪の日に赤ん坊を抱え、途方にくれていた。メイドが故郷へ帰るのを宿まで見送ったところ、赤ん坊を置いたまま姿を消してしまったのだ。おむつさえ替えたことがないのに、泣き続ける赤ん坊をどうすればいいのか…。そんな時、偶然にも子供の扱いに慣れたヴィムという男性が現れ、赤ん坊をあやしてくれた。旅の途中だという彼を、お礼をかねて屋敷へと招いたソフィだったが、吹雪のために閉じ込められてしまう。ともに赤ん坊の世話をするうち、ふたりは相手を想うようになる。じつは男爵であるヴィムはソフィを使用人だと思い、公爵令嬢であるソフィはヴィムをただの旅人だと勘違いしたまま…。ふたりが、真実を知る時は来るのか?雪降る夜のロマンティックなヒストリカル。
感想・レビュー・書評
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イクメン男爵 × 公爵家のしっかり者長女
テンプレになりがちなヒストリカルで赤ちゃんという新鮮な登場人物にほっこり。前2作のいちゃこいてる男子が大好物だったけど、妹がヒロインの今作ではあまり期待できないかと思いきや、兄貴達が終始戯れてて良いです。ヒーローも参戦して益々良いです。あと四人姉妹がいるから…益々楽しくなりそうだわ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「素晴らしく」自立して、レディなのにいろいろ「仕事ができる」ヒロインw
変わらず仲の良い兄弟愛と、クリスマスの魔法で幸せな結末♪
クリスマス・シュトーレン食べたくなります。
それにしても「ガルネリ」を贈る兄って、気前良すぎて素敵♥ -
クリスマス間近の雪深い日、メイドの赤ちゃんを預かったまま置き去りにされた公爵令嬢のソフィ。泣き止まない赤ちゃんを胸に困り果てたところ、居合わせた男爵ヴィムに助けられる。雪で足止めされ3人だけの数日間で親密になるも、ちょっとの誤解で別れを選ぶ2人。そこに現れたソフィの3人の兄によるあの手この手の策略で2人は…赤ちゃんへの2人の惜しみない愛情、妹の幸せを願う3人の兄、ヴィムの帰宅を待ち望む叔父夫婦。たくさんの愛情が詰まった、まさにクリスマスムード満点のストーリーでした。
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過去の自分の砕けた恋と苦悩から抜け出せず、クリスマスに帰るべき場所に帰ることのできない男が、赤ん坊を託され途方にくれる娘と出会い、赤ん坊に振り回されながら愛を育てるというお話。
まったり、ほっこりロマ。
最後に帰ってきたときは、亭主かよと、突っ込んだ。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3682.html -
結婚願望はなくても、愛し合う人と家庭を持ちたいと思うようになるのは自然ですよね。
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☆3.5
派手な盛り上がりはなく、なんだか堂々巡りなんだけど
地味~でおだやか~でほっこり暖かいしみじみロマンスだった。
クリスマスの話なんだから11~12月頃に出版すればいいのに。