スノーマンとスノードッグ

  • 竹書房
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本棚登録 : 92
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812495957

作品紹介・あらすじ

愛犬を亡くし、悲しむビリーが作ったスノーマンとスノードッグが、突然、動き出した…!冬の夜のあたたかいお話。30年ぶりに登場のシリーズ新作、待望の絵本化!読んであげるなら3歳から。

感想・レビュー・書評

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  • スノーマンがXmasの夜に起こした奇跡と素敵なプレゼント。

  • 2018.12 1-2

  • 2017年度 4年生 合同
    季節の絵本として、差し色的に選んでみました。
    スノーマンシリーズの特徴である美しいブルーと白の色合いに見とれてしまいます。
    雪なので最後は溶けてしまうというはかなさもありますが、
    夢と現実の間の世界が素敵です。

  • 今作はスノードッグが参加します。
    最後はやっぱり・・・。

  • 男の子ビリーの一家が新しい家に引っ越してきた。
    ビリーは犬を飼っていたけれど、その犬は年老いて死んでしまう。
    悲しみに暮れていると、部屋の床下から木箱を発見する。
    どうやら、この家に前に住んでいた人の持ち物のようだ。
    箱の中には、石炭、干からびたミカン、ぼろぼろになったマフラーと、男の子と雪だるまの写真が入っていた。
    ビリーは気晴らしに、この男の子のように雪だるまを作ってみる。
    みかんは新しいものを用意して。
    雪が少し余ったので、ビリーは犬の雪だるまも作ってみる。
    その夜、どこからか犬の鳴き声がする。
    不思議に思ったビリーが外に出ると何かが動いている。
    それは雪で作った犬だった。
    更に、雪だるまも動き出す。
    家の中に招待すると溶けてしまうかもしれないので、ビリーは外で一緒に遊ぶ。
    すると、スノーマンがビリーの手を取って空を飛ぶ。
    更に途中で見つけた飛行機に乗って雪だるまたちのお祭りへ行く。
    ビリーもソリに乗って雪の犬と一緒にすきー大会に出て見事優勝する。
    優勝景品は犬の首輪だった。
    夜明けも近いので急いで家に戻ると、雪の犬が光り出して本物の犬になった。
    新しい犬が欲しかったと、驚きながらも喜ぶビリーは、一緒に家に入って眠る。
    目が覚めると犬はいなかったので夢かと思うが、犬は先に起きていただけだった。
    庭に出てみると、朝日の中でスノーマンは溶けていたのだった。

    今回はちゃんと文字がある絵本。
    1作目の舞台の家に別の男の子が引っ越してくることから始まるまさかの続き。
    30年振りらしい。
    木箱の中の道具と写真のシーンは、ずっと昔に経験したことのように懐かしさが込み上げてくる。
    1作目の男の子はきっともう大人になっているのだろう。
    ラストも1作目と同じようにスノーマンが溶けて終わる。

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著者プロフィール

1934年~2022年。1973年に、『さむがりやのサンタ』でケイト・グリーナウェイ賞を受賞。代表作の『スノーマン』は文字のない絵本。アニメーションにもなり、世界中で長く愛され続けている。ほかの作品に『風が吹くとき』など。

「2022年 『スノーマン クリスマスのお話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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