のはらのはらの (ミリオンコミックス)

著者 :
  • 大洋図書
3.98
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本棚登録 : 1146
感想 : 178
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813009467

感想・レビュー・書評

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  • 訛りの素晴らしさよ。
    引退した高校球児の髪が伸びて印象が変わる素晴らしさよ。
    コマとコマの間に漂う絶妙な『間』の素晴らしさよ。

  • 出会って、近づいて、近づきすぎて、慄いて離れて、またそっと触れ合う。

  • ひっさびさの雁須磨子さん。
    【どいつもこいつも】がスッゴい好きだったなぁ…
    BL手始めに人気のある作品から。

    相変わらずもじもじしたくなる雰囲気。
    どなたかのレビューで“リリカル”という単語を見て納得!
    花柄の日傘とか可愛らし過ぎる…さしてるの坊主の男子高生だったけど(笑)

    弱ってる時に穴を埋めるような存在が出来ると、気持ちが傾いてしまうと思う。
    思春期の頃なら尚更だ。
    雁さんの丁寧な描写を読んでると、そこいらにゴロゴロしている高校生はみんなホモ要素を含んでるようにさえ思ってしまう。
    (そんなわけナイじゃん)

    これ読んで、他の雁さん作品も楽しみになりました。

  • BLって別にそれ自体全く抵抗ないんだけど
    男が男好きになる事に対して抵抗も葛藤も感じなかったりする設定に
    リアリティ感じられなくてずっとまともに入り込めるものがなかった。

    これは別。
    あれ俺男が好きって変だよな、ありえないよなって、迷いながら、戻りながら、紆余曲折してくっつくから。
    その抵抗感がドラマ作りにも一役かってる。

    でもだからこそ、この2人に幸せな未来はあるのかと読後悲しくなる。
    主人公や先輩の親とか友達とか周りの人たちもいい人たちで
    いい関係で、そういういい環境の中で育ってきたいい人たちのカップル。
    そんなまっとうな人たちの中で2人がずっと一緒にいてなおかつ周りにも
    祝福されるってすごく大変だと思う。
    リアリティ感じられたBLだからこそせつないものがあった。

  • 本当の高校生等身大という感じ。中々同姓で好きになりにくいけど、今みたいにオープンな時代の少し前って感じのやりとりがいいです。
    本当に好きになったらたじろうだろうけれど、心の葛藤や過程がとても丁寧でした。

  • 雁須磨子さんの好きなところが全部詰まった作品。数え切れないくらい読み返してる…

  • 先輩(男)に恋しちゃった男子高校生の話。いやもう、主人公がとにかく圧倒的に可愛いんですよ。トキメク感じ。いわゆるボーイズラブなんですけど、あの頃のときめきを思い出したい方にオススメ。身悶えしたくなるよ、可愛くて。

  • 暑い暑い夏の日、具合が悪くて動けなくなった西戸崎は、同じ高校の先輩・糸島に親切にされる。腰を傷めて野球をやめてしまった糸島。西戸崎は糸島が気になってしかたがない。ずきずきして、くらくらして----- この気持ちはなんなのか?

  • 切ない。思春期の微細な心の変化よ…。
    テクい後輩にジェラって「本全部読む」と宣言する先輩に萌えた。

  • リリカル・ホモの金字塔。神!

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