エス 咬痕 (SHYノベルス 133)

著者 :
  • 大洋図書
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感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813011019

感想・レビュー・書評

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  • 「切ない…」
    この一言につきる回でした。

  • ヤバい…俄然面白くなってきた(・∀・)勢いで2作目を読み始めたら止まらず一気読みw永倉さんも不器用だけど愛しい…好きだ(。pωq。)ラストの篠塚さんの言葉で不意に泣いておりましたヾ(*T∇T*)宗近と椎葉がこれからどうなっていくのか楽しみでもあり怖い…。椎葉には幸せになって欲しいわ(;∀;)

  • 前回ストーリーの設定と世界観が固まって椎葉と宗近の関係がやっと出来上がったところで終わったのだが、今回はある事件をきっかけに刑事とエスである事の意味に焦点を当ててより深い人間ドラマを創り上げている。
    ある事件とは、椎葉の同僚で同じくエスを使っている永倉が起こした事件…椎葉同様手段は違えどエスを愛してしまった彼…もし違う世界にいたらエスである彼と結ばれていたかもしれないと思うと哀しくてやり切れない。
    その彼の噛み跡が首筋に又心の奥に深い傷として残った後、宗近に覚悟を決めて向かい合う事を決めた椎葉!刑事とエスとしての関係を守る為共に在りたい為に、決して互いを裏切らない、決して愛さない事を誓う。
    二人の間に甘い空気はなく時には暴力さえも厭わない男同士のギリギリのところでの恋愛に痺れます。この関係が今後どうなっていくのか目が離せません!

  • 刑事・椎葉×スパイ(エス)宗近を題材としたサスペンス作第2巻目

    新たなエス宗近と身体を代償とした関わりをしていくうちに距離を見失いつつあり、咬痕の最終では思いを強めつつ愛情ではなく、あくまで仕事と割り切る事を決意するまで。

    ストーリー重さをを替えず段々はエロ度UP。話が良いので一気に読めました。
    次作は宗近にも問題が?・・・

  • 永倉と真生の関係から椎葉と宗近の二人の危うさを椎葉が自覚し、もう一度宗近について考える。悩んで弱っても、強くあろうとする椎葉。強くいたいと願い、踏ん張っている姿が椎葉なだな、と思う。
    最後、椎葉と篠塚が道路を隔てて同じ方向へ歩いていくのが印象的。

  • シリーズ2作目。
    あんな生き方しか出来なかった永倉さんにラスト号泣。
    永倉に自分を重ねる椎葉も切なかった。
    エスと刑事の危うい均衡に椎葉の迷いが絡んで読みながら苦しくなるのにやめられない。

  • エス4作のうちで一番好きです。そもそもCDドラマを先に聞いていたのですが、読書中、私の中では宗近→黒田さん、永倉→小西さんで再生されておりました。
    それはさておき、永倉が追いつめられていくのに同調して椎葉が精神的に追いつめられて行く様がものすごくうまく描写されてると思います。歯形を見つけた宗近の反応が思いの外薄かったのは、これ以上椎葉を追い込みたくない宗近の愛だったのかしら。椎葉をどうにかしなかった永倉さんも強面の割にかなりの純情キャラだと思ったが。

  • どこまで身体を開けばいい?どこまで心を許せばいい?警視庁組織犯罪対策第五課、通称「組対5課」の刑事である椎葉は、拳銃の密売情報を得る、言わば拳銃押収のスペシャリストだ。その操作方法はエス(スパイ)と呼ばれる協力者を使った情報収集活動に重点が置かれている。そんなある日、大物ヤクザである宗近をエスとし、自分の身体を餌に情報を得る椎葉に、上司からの命令が下った。それは同僚の刑事である永倉の援護をするというものだった!刑事とエス。それは運命を共有する関係でありながら、決して相容れない存在でもある。英田サキが贈る孤独に生きる男達の歪で鮮烈な愛の物語。

  • 話がだんだん大きな感じになってきてますが、主軸は恋愛なので
    白けずに読めます。こういうパターンは、おもっそ恋愛っぽくなると
    安っぽくなり、専門的になりすぎると一般誌で書けば…?
    という非常にバランスが難しいネタなんですが、英田さんお上手です。
    桃色も色気があって、かといって下品でもなく、良いです。
    しつこくないのもいい。淡泊なのにエロティック…いや、意外と濃厚
    なんですが、しつこくないというか…上手いなぁ。

  • 前作の会話が微笑ましかったので今回も期待してたら、どうしてこうなった?wいや、面白かったですよ。想像と違ってただけで。永倉が切なかったなぁ

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