- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813011583
感想・レビュー・書評
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天海の自分を傷つけることでしか強くなれない生き方は切ないけれど、そうやって虚勢を張って自己防衛しながら生きてきたのを否定するでもなく受け入れてやれるのは陣内しかいないと思いました。二人の関係性好きです!ラストシーンの設定が某小説を思い出し、そうか!これはBLなんだからやっぱりハッピーエンドじゃなきゃと納得し(笑)普段口の悪い天海の「俺を捨てないでくれ…」に萌え転がりました!オラオラ受かわいい(//∇//) 個人的に我那覇さん意外に良いキャラで気になります。スピンオフぷりーず。
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天海が痛々しくて切なくて可愛かったヾ(*T∇T*)お母さんの話はああいう形で良かったと思う。ヘタレ陣内も男前で、大きく天海を包み込んでくれて良かった。最後ベッドで丸くなってる天海は最高に可愛かった(^q^)
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さよならを〜の続き
天海の行動に疑問を残しつつも楽しめた -
■三年前に警察をやめ、現在、ひとり『陣内探偵事務所』を経営するしがない探偵、陣内拓朗には、とびきり特別な恋人がいる。それは新宿歌舞伎町一帯をシマに暗躍する、美形だが凶暴なヤクザ、天海泰雅だ。見てくれの繊細さとは裏腹に、東日本最大の暴力団組織、紅龍会の直系二次団体周藤組の幹部であり、『周藤の虎』と呼ばれ、恐れられている男だ。恋人になったとはいえ足蹴にされ、おまけに最近では、陣内の尻に執着を見せつつあるそんなある日、ひとりの青年がある人物の説得を依頼してくるのだが!? 悲しくも愛しいヤクザと探偵のラプソディ。
■■これも友人オススメBL.基本ノーマル小説でもヤクザとか極道物とか読んだことなかったんで、一味違った世界覗けて興味深かった。私の勝手なイメージではBLとは少女漫画みたいなおメメのきらきらした男の子達が、うふふあはは笑いながら恋愛劇を繰り広げるようなものを想像していたんですが、全然違いました。大人っていうか、おっさんがメインでした。可愛くてカッコいいおっさんでした。あときれいなお兄さん。なんかこう胸に迫るようなお話でした。第一印象としては飾り気のない真っ直ぐな文章を書く人だなぁってことで。でもときどきはっとさせられるほど綺麗な描写に、どきんとさせられます。面白かった。でも出来ればもっと長いお話として読みたかったなぁ。せっかくの肉厚な文章とストーリなので。
っていうか、読み終わって気付いた。これ二巻目ですか。
言葉を持たない詩人のように、絵筆を持たない画家のように、思いの丈をどこにもぶつけられず、行き場のない恋情を嘲笑で誤魔化して生きていたあの頃。 -
『さよならを言う気はない』の続編。
攻め:陣内拓朗
受け:天海泰雅
3年前に刑事を辞め探偵をしている陣内は12年をかけて自分の気持ちを確認してヤクザの組長天海と恋人となって半年。普段は憎たらしい言葉を吐く天海が自分には気を許してくれていると思っている。
ある日、天海の弟が現れ、余命幾ばくもない母に天海が会ってくれるように説得してくれと依頼され。
父親殺し、そして母親に捨てられて生きてきた12年。気持ちってそんなに簡単に折り合いをつけることなんて出来ないよね?という話でした。天海の果てしない落ち込んでしまった親や家族に対する気持ち、その気持ちをすら自分で見つめないといけない気持ち、真っ直ぐな陣内が眩しくてどうしようもない気持ち。
誰だって自分の負の部分を確認するのは嫌なはず。
陣内と恋人になったのは、陣内にとってはスタートだったけど、天海にとってはゴールでしかなかった。だからいつ別れても大丈夫、と突き放して付き合った半年。
でも、母親のことを通して陣内がそれに気付いてそれでも陣内は離さないと言ってくれたことで天海は少しだけ自分が欲しい物は欲しいと言ってもいいと分かったのではないかと思う。
ヤクザだからって幸せになっちゃいけないって思わなくていいんだよ、と陣内を通して分かったのではないかな。
うん、幸せになってね、天海。 -
(あらすじ)
三年前に警察をやめ、
現在、ひとり『陣内探偵事務所』を経営する
しがない探偵、陣内拓朗には、とびきり特別な恋人がいる。
それは新宿歌舞伎町一帯をシマに暗躍する、
美形だが凶暴なヤクザ、天海泰雅だ。
見てくれの繊細さとは裏腹に、東日本最大の暴力団組織、
紅龍会の直系二次団体周藤組の幹部であり、
『周藤の虎』と呼ばれ、恐れられている男だ。
恋人になったとはいえ足蹴にされ、
おまけに最近では、陣内の尻に執着を見せつつある。
そんなある日、ひとりの青年が
ある人物の説得を依頼してくるのだが!?
悲しくも愛しいヤクザと探偵のラプソディ。 -
このお話もテンポ良く読めました。
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読んでグワッとなった。思わず叫んでた。
主人公貞操主義な方は読まない方がいいと思います。
これはこれかもしれない・・でもやっぱり何かいかん