- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813011712
感想・レビュー・書評
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征が瀬尾を「お前」と呼ぶのが気になりました。
自堕落で警戒心がゆるく、自分から面倒へ飛び込むような態度にイライラしましたが、本当はいい子なので、途中から自立を目指すようになりました。
BLで時々「好きだとバラす」という脅し文句がありますが、これは効果あるのでしょうか。証拠がなければ「思い込みだ」と言い返せば済むと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても好きな話。
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初読み?作家さん
CD聴きたさに読み始め。
攻め:お目付役・瀬尾
受け:大学生・征
ピアニストになるために頑張っていた征がそれを断念せざるを得ない怪我を負った時遊び相手だった瀬尾はその責任を負うように征のそばにいる。大学生になって一人暮らしをするようになり荒れた生活をしだした征を更生させるようにお目付役として同居しだした瀬尾を鬱陶しいといいつつ、実は好きでたまらない相手で、でもその気持ちを知られるわけにはいかないジレンマで悶々とする受け。
序盤が冗長過ぎて展開が見込めず読むのに忍耐がいった。
元々素直じゃない受けは好きではないのに加えて、とにかく話の承転結の起の部分が延々と続き、いったい、いつ変化があるの?とイライラしました。
切ない系は決して嫌いじゃないので受けが攻めの気持ちが分からず悶々とするパターンは決して悪くは無いのに、この作品に限ってはとにかく動きがなくて、読むのを何度止めたくなったことか。半分以上緩慢な文章をよく読み続けた>私。
起承転結も比は起:6、承:1、転:1、結:2だった感じ。
攻めがおじさんの仕事を手伝いに泊りで行ったのはあれは何の仕事だったのか、レイプしようとした男はどうやってもう受けに手を出さなくなったのか、そこもちゃんと書くべきだったんじゃないかな。
とにかく、ここまで緩慢な前半だと飽きるだけ。最後まで引っ張って行く勢いのある文章を読みたい。
絵師さんの北畠あけ乃さんはこの頃は全然魅力がない。表紙はかろうじて綺麗な感じだけど中の挿絵は地味。 -
お目付役×大学生。
手に負えない我儘おぼっちゃまかと思った19歳の征が実はなかなか可愛い性格でした。
自分のやりたいことを見つけ、後半自立しようと頑張る姿が健気です。 -
おもしろくなかったわけではないけど、なんだかのめりこめなかったなーという話。
お坊ちゃまと、お世話する男の話。
幼い頃、面倒を見てくれていたお兄ちゃん。しかし、彼が目を離した隙に柾が指を怪我する。ピアニストとして将来を希望されていた柾の怪我に母親は失望。進学で瀬尾と離れ離れになったが、大学に入り一人暮らしをするようになりお目付け役としてまた一緒に暮らすことに。彼の気を引きたくて自堕落な生活をする柾だったが、これ以上彼を縛るわけにはいかないと自立を決意し・・・。
まー、両思いだから成立する話ではありますが。
なんかグっとくるポイントがなかったかなとちょっと思いました。 -
くっついたあとがもうちょっと読みたかったです。
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★3.0。不遇な家庭環境と攻への反発で荒れていた受が、やりたい事を見つけ、自分を内省し、自立のために変わろうと努力する様子に好感が持てました。
しかし、攻が包容力タイプでなく、執着独占欲タイプだった事が少し残念。受を想うあまり冷静さを失った結果として受を信じてやれず傷つけてしまい、最後まで誤解がこじれたままの状態に少しイライラ。
二人とも言葉足らずで、年上の攻にはもう少し早く受の変化と苦しさに気付いて欲しかった。
ただ、従者に徹していた敬語攻が一転して言葉と態度を乱す場面は非常に萌えました。 -
切ないんだけどお互いの想いが伝わるから苦しくはなかった。ほんとは干しでも良かったんだけど、もう少しくっついてからのはなしが読みたかったから4つで。
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・お目付け役×おぼっちゃま
シンプルな文章で読みやすい。
キャラクターメイキングも上手い。
敬語キャラの敬語が崩れる のがすきなので、大変美味しかった(´^ω^`) !
素直じゃなくて反抗したり暴れてしまう主人公も可愛かった。