獅子は獲物に手懐けられる (SHYノベルズ 210)

著者 :
  • 大洋図書
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本棚登録 : 510
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813011781

感想・レビュー・書評

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  • 萌えました!主人公が虐げられて苦しんでるのがつらいです。でも精神ギリギリに追い詰められた所で踏ん張って、虚勢をはってる…。そういう物語が好きな人にはたまらないですね。

  • い、痛い話だなあ。。。。最終的にハッピーエンドだから良いけど。読んでる最中、結構辛かったです。

  • Pet Lovers 2作目。
    前作のようなペットを調教する背徳感みたいなのは皆無で、あんまりペットっぽくなかったですね。
    普通にデリホスとかレンタル彼氏みたいだった。
    延々と酷い目に遭っている受けを
    なかなか助け出せないのでやきもきしました。
    榎田さんの作品では必ずしも勧善懲悪ではないけど、
    これはちゃんと義兄も破滅したみたいなので
    そこは良かったかな。
    お母さんの死に方がひどくて可哀想でした。
    でも最後は甘々でよかったです。
    ライオンとは言うものの、そんなに乱暴者じゃなかったです。
    優しい良い彼氏だった。ひどい目にあった分、幸せになるといいなと思いました。

  • 義兄から強いられる奴隷のような境遇から、ペットのライオン男子が守って助けてくれるところが萌えどころのお話。だと思うのだけど、その悲惨な舞台設定を作るための悪者・深見お兄ちゃんのキャラが立ちすぎていた気がする読後感!お兄ちゃん、義弟に歪んだ愛を隠しているようにも思えるし。あのくそどうしようもないお兄ちゃんが飼い慣らされるお話も読みたいなーと思いました。同僚の医師×深見お兄ちゃんあたり、いいと思います。

  • ペットラバーズシリーズ2作目。

    ある理由から義兄の理不尽な要求と暴力に晒されている受け。義兄の拡散で犯されそうになるものの、それは受けに依頼されたと嘘の依頼でやって来たペットラバーズのライオンだった。
    彼はしかし、合意では無いことを感じ、受けのことをどうにかしようとして、、。


    痛い話でした。
    義兄が容赦なく受けを肉体的にも精神的にも追い詰めていく描写が描写自体に容赦が無くて読むのに疲れました。そしてとどめが母親の死とその原因。
    ほんと、榎田さんって、物語が面白くなるためにはキャラに対して容赦しないなぁと改めて実感。読んでいて胸くそ悪くなってしまった。そういう過酷な試練を与える事でキャラのその後の幸せが際立つのだとしても、そこまで虐めるというのがイヤ。全く相容れない。
    もちろん最後は幸せになるのだけど、それでもやっぱり、そこまでキャラを虐めて欲しくない、と思う。

    ので、評価は2です。

  • Pet Loversシリーズ第二弾。
    暴力シーンがイタくて読むのが辛かった…。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
    読了後は幸せ感があまりなくもったいなく感じてしまった…

  • ライアンちゃんが攻めの本。どうみても今読むとライアンちゃん。それ以外の誰でもない。虐待描写あるので注意。

  • 暴力シーンはきつかったけど、シンは最後までかっこよかった。やはり初めの目に魅かれたと解釈したら良いんだろな。 このままずっと二人で幸せになればよい。

  • シリーズ第二弾。面白くてグイグイ引き込まれましたが、痛かった(;∀;)千昭がベランダでゲームをしようと電話で話しているシーンでグッときましたヾ(*T∇T*)切ない…。でも早い段階から真が千昭の事好き好きなのが出てたのが救いでした。

  • 痛々しい、可哀想、つらい受けは大好きなので割と、割とストライクだったかもしんない…
    レビューが結構不評だったのでどうなんだろう?と思ってたけど、この痛々しさ、THE!BL!なお決まり展開、割と好きです。ただ、確かにこれは好き嫌い分かれると思う。
    こんなに可哀想な受けはなかなかないよなあ…暴力は…なあ…
    本当に深見が最後までゲスたっぷりでびっくり。榎田さんの悪役って何かしら、針の先ほどの救いがある感じだったけど、深見はマジでゲス。すごい。潔い。
    でもこういうわかりやすいキャラと設定と展開、この作品においては許せた。苦しむ受けとか好きだやっぱり…
    シンのヒーローっぷりもなかなかすごい。テンプレで。ここまで男前な攻めだと安心するね。
    氷口入れて殴られるとこからの例のシーンも結構うわあ…ってなったけど、そこからお母さんの死ってねえ…そりゃ死にたくもなるわ。
    そんで、アレ?これでハッピーエンドに向かうの?と思ったらやっぱり最後にありましたね深見の究極ゲス。あそこらへんはもうテンプレすぎてちょっと笑っちゃったけど。殺してやるあたりはずきずききた。
    結構ひどいことされててもテンション上げれる(いや別に上げなくてもいいのか…)人向けですね。上がりましたありがとうございます。

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著者プロフィール

東京都出身。2000年、「魚住くん」シリーズ第1作となる『夏の塩』でデビュー。以降、多彩なテイストの魅力的なボーイズラブ作品を世に送り出している。代表作としては「交渉人」「漫画家」「Nez〔ネ〕」各シリーズなど多数。榎田ユウリ名義でも「宮廷神官物語」「カブキブ!」「妖き庵夜話」「死神」各シリーズなどを発表し、読者から熱い支持を得ている。

「2022年 『threesome』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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