絶体×絶命 (SHYノベルス)

著者 :
  • 大洋図書
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本棚登録 : 124
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813012214

感想・レビュー・書評

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  • 最低チャラ男が、純情な優等生を懸けのネタにして、Hビデオを撮ることに。なんかありえない高校生だな…非道だし、いきなり地味な同性同級生とHしようとしないだろぉ。これは世に言うファンタジーと言われるBLなのだと納得させ最後まで読んだ。なんか変態な教師も出てきて、地味同級生は実は隠れ美少年というオマケ付き。まあ、結局最低男の攻めが受けに惚れてしまうが、後の祭り状態という先が見えてしまうパターンでした。

  • 眉目秀麗。お金にも困っていない藤王。ヴィンテージのジーンズを賭けてクラスメイトの男子を落とすことに。退屈しのぎにマジメで初心な忍に手を出した。目的を果たした途端冷たくなった藤王に忍は戸惑い、自分を変える努力をして・・・。

    忍も藤王も少しづつ動いていく気持ちが細かく描かれていてよかったです。最低男だった藤王がだんだん忍に魅かれていくとこがやっぱ一番の見どころなのではー!
    そりゃ犬みたく着いて来られたらほっとけなくなるわ~。
    後半収録の短編はカップルになってからラブラブの二人の話。

  • あ、甘かった……。あれ、いや途中は甘くもなんともなくて苦しかったはずなんだけど…なんだろ、最後まで読んでからの感想は甘かった…。面白半分に手を出して、はまり込む自分が信じられずに離れて、その間に別の男に手を出され…で、お金持ち学校で取り巻きを作る男と無理して入ってしまった努力型秀才少年…。設定的には割と好みな王道だった。

  • オレ様×地味眼鏡の学園モノです。
    退屈しのぎに雅也が賭けの対象にした相手は、クラスメイトの真面目でどんくさい忍。遊びで抱いたはずの忍にすべてがバレて、その時雅也は初めて自分の気持ちに気がつく、というお話…王道ですね。ありがちでした。
    遊び人の攻が気がついたら本気話、大好きです。で、追いすがったりするのは読んでいて面白い。けれど、攻の心理描写に説得力がないと読んでいて萎えるのもこのジャンルです。
    話の詰めが甘かったのか、加筆修正がアダになったのか、今ひとつまとまりに欠けている気がします。
    雅也も忍もキャラとしてはとても魅力的なので残念。高校生なので、この程度の考えの甘さがあってもいいんですが、それでも悩みまくる年頃だと思うので賭けがバレた後もっと苦悩してもよかったんじゃないかな。
    あと、西園寺の登場が唐突で、忍をあっさりシンデレラにして、下心も覗かせてこっちを期待させた?わりに存在の必然性があまり感じられなかったんですが。もっと、ドSに豹変してくれてもよかったよ?

  • かなり読み易かったです。最初は……この最低男をどうにかして…!と思いましたが、それこそ一生償ってけば良いんじゃないでしょうかね。ずっと悔やんで引き摺っていけば良いと思います(笑顔)
    どうでも良いんですが、忍が表紙では結構大人びた表情で描かれているのに、中では割と幼い印象で……ちょっとびっくりしました。そっちの方が嬉しいですけど。

  • これはいい王道

    金持ちイケメン俺様攻めが、シンデレラ受けに翻弄されるお話
    攻めが嫉妬しまくるのがものすごく萌えた
    平凡受けに振り回されるのはプライドが許さないんだよねーでもやっぱりイライラしちゃうんだ
    受けのことに関しては子供っぽくなる攻めに萌えた
    そして真面目な受けがかわいかった

    学園ものってやっぱいいなぁ
    もっと続きが読みたかった

    挿絵に魅かれて買ったんだけど、宮城さんやっぱ神だ
    制服すごくいい

  • 学生モノには惹かれないんですが、岩本さんだし、SHYだし、SSカードも付いてるしってことで購入。序盤は、岩本さんにしては硬質な雰囲気で、ちょっと痛さもあったので期待しつつ読んでましたが、読み進むほどになんだかぬるいかな…って印象が。ツッコミどころもいくつかあったし。ビブロス版小b2002年掲載作品を、原形を留めないほど大幅に加筆修正ってことですが、元はどんなお話だったんでしょうね。

  • 面白いことは面白いが展開がはやい。挿絵はかなり素敵

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著者プロフィール

好評既刊本!大人気シリーズ「ヘンな名湯」「もっとヘンな名湯」「日本百ひな泉」「真夏の温泉」(いずれも、みらいパブリッシング)作家、ひなびた温泉研究所ショチョー。本業のコピーライターのかたわら、webマガジン「ひなびた温泉研究所」を運営。日本全国のひなびた温泉を取材し、執筆活動をしている。「NHK ごごナマ」「テレビ東京 よじごじDays」をはじめ、テレビ、ラジオ、雑誌などメディアに多数登場。著書に「ひなびた温泉パラダイス」「戦国武将が愛した名湯・秘湯」「東京休日端っこ散歩」がある。

「2023年 『つげ義春が夢見た、ひなびた温泉の甘美な世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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