交渉人は休めない~榎田尤利100冊記念特別版~ (SHYノベルス310)

著者 :
  • 大洋図書
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本棚登録 : 494
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813012788

作品紹介・あらすじ

圧倒的人気交渉人シリーズ、芽吹と兵頭が帰ってきた!!特別書き下ろし小説には、『魚住くんシリーズ』から魚住に久留米、『犬ほど素敵な商売はない』から倖生に轡田、『ラブ&トラストシリーズ』から核に沓澤、天と正文が登場!見逃せない豪華執筆陣の特別寄稿あり!!

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらずの兵頭と芽吹。喧嘩も多くて、せっかく沖縄なのにそんなことくらいで喧嘩しなくても、と思ってしまう。
    あと旅行中なのに仕事しなくても、と。
    一見簡単そうな依頼でも大変になっちゃうのは芽吹が引き寄せちゃうのかな?
    芽吹はもう少し素直になって兵頭に甘えたり甘えさせたりしてくれてもいいんだよー。
    今回は七五三野が所々で笑わせてくれて楽しかったです。

  • 本編と別冊合わせて読了。本編の沖縄編も芽吹らしくて、いちいちニマニマしながら楽しんだし、別冊の魚住&久留米の12年後にほろり。やっぱり良いわぁ~。

  •  
    交渉人シリーズ第8弾&榎田尤利100冊記念特別版。舞台は沖縄!青い空!青い海!ビキニギャル!…と黒ずくめのヤクザ。笑
    100冊記念に書かれたこのお話はシリーズ8冊の中で、一番気楽に楽しく読めた気がします。笑
    誰も怪我しないし、芽吹も兵頭以外に襲われないし、平和な南の島でのアヴァンチュール。…いや、怪我はしてるか。突き落とされたり拉致もされてるな…割といつも通りか笑
    それでも辛気臭くならないところは南の島のなせる技でしょうか。
    社員旅行で行った沖縄旅行でも仕事という名のトラブルに巻き込まれる芽吹とゆかいな仲間達のドタバタ旅行を思いっきり楽しめる一冊です。

  • 魚住くんシリーズを愛する人は、たとえ交渉人シリーズを全く読んでなかったとしても、付録の小冊子のためだけにこの特別版を買った方がいい、と思うくらいの短編がありました。私は、榎田先生の本だいたい全部読むし交渉人シリーズも大好きだからまるっと楽しみました(~_~)

  • 2015年読了

  • 100冊記念。
    七五三野に勧められて、旅行に出かけた芽吹御一行。旅行先で声をかけてきたのは、芽吹の元カノ美帆。再会を喜ぶ暇もなく、置いてきたはずの今カレ兵頭に見つかってしまう。
    そして始まる、美帆からの依頼と兵頭とのアバンチュール?笑 どこまでいっても仕事が好きなダンナさんに嫁はさぞイライラしたことでしょう。派手な事件じゃないにしろ、嫌がらせされたり、拉致られたり…兵頭がいくら目を光らせていても間に合わない 笑
    キヨとトモも隠すことなくラブラブで。キヨが意外と用意周到なのがウケた!トモは本当キャンキャン威嚇する様がかわいい…♡

    夫婦喧嘩をしては仲直りエッチとゆー新婚旅行かっ!てツッコミいれたくなる位ラブラブな姿をみていると本当幸せな気分になる。兵頭が死ぬ時は一緒だといった時…ああ、もう芽吹は置いていかれることはないんだなって安心した。兵頭は嫉妬深いから勝手に死ぬことも、独りで生きていくくとも許さないらしい。だから美帆との別れ際、自分の彼氏だとはっきり口に出来たのだろう。
    私にとったら、ここでひと段落。完結って感じ。兵頭の一人称も読んでみたいし、松本たちのSSも読んでみたいし、まだまだ続いて欲しい作品だった。

  • 沖縄の離島宮乃島でのオールスターあれこれ。
    付録『One Hundred Thanks』
     前半は各イラストレーターからのメッセージ。
    『夏のリング』NLカップルを主人公に、同じ宮乃島で魚住カップルらのあれこれ。

  • One handed thanks
    ファンにアンケートをとってその後を読みたいキャラ達の話。
    初めての登場人物、付き合い出してそろそろの、自信のないさえない男と手ダレの年上のカプを通して見える4カプ。
    魚住と久留米が一番比重が重いのだけど、その彼らが幸せになるのをみれて嬉しかった。
    泣きました。良かったね、魚住。


    『交渉人は休めない』
    南の島で遅いバカンスを過ごすことにした芽吹たち一行は、モトカノに再会する。
    そこへ兵頭たちもやってきて。
    そして元カノからの依頼に動き出した芽吹は妨害されるようなことをけしかけられ、コトは簡単ではないことに気付く。

    喪失の中から前向きに生きて行こうと改めて思う芽吹の話。そして、半分近く流されるように受け身の付き合いをしてきた兵頭に対しても、全てを認めるような気持ちが出てきた芽吹。
    いろんなことを吹っ切ったんだな、と感じる結末でした。幸せになってね、と思いました。

  • 100冊記念で久々に芽吹ネゴオフィスの愛すべき面々に会えて嬉しかった。芽吹と兵頭の長年連れ添った夫婦みたいなのもすごくいい。しっかり者で口うるさい嫁にして攻とだらしないけど憎めないダメ亭主な受の趣wwこのふたり、こうやってどんどん時間を重ねていくんだろうな。またいつかこんなふうに元気な姿を見せて欲しい。

  • 今回はこの交渉人シリーズが復活したという喜びだけで満足です。
    事件性は薄いですが、2人の関係がこのまま濃~くなっていくことを祈っています。

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著者プロフィール

東京都出身。2000年、「魚住くん」シリーズ第1作となる『夏の塩』でデビュー。以降、多彩なテイストの魅力的なボーイズラブ作品を世に送り出している。代表作としては「交渉人」「漫画家」「Nez〔ネ〕」各シリーズなど多数。榎田ユウリ名義でも「宮廷神官物語」「カブキブ!」「妖き庵夜話」「死神」各シリーズなどを発表し、読者から熱い支持を得ている。

「2022年 『threesome』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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