好きになるはずがない (SHYノベルス316)

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  • 大洋図書
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813012849

作品紹介・あらすじ

サラリーマンの高平笙は、会社では野暮ったい髪に眼鏡をかけ、地味な服を着て目立たないように過ごしている。けれど、プライベートでは「セイ」と呼ばれ、夜遊びする人の間では、見た目はいいものの恋愛が続かない男として知られている。ある夜、ゲイの友人に連れられていったバーで、笙は他の部ではあるが社内の有名人で、人嫌いと言われている守川と知り合う。高平笙であることを隠し、守川と一緒に過ごすようになる笙だったが!?

感想・レビュー・書評

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  • すごーく萌えたというわけでもないけど、良い感じ。たぶん設定がわたしの好みとはまればハマるタイプの作家さんだとおもうので、とりあえずあらすじから好みそうなのピックアップして読んでいこうとおもいます。

  • 何度読んでも、ノーマルだった受けを攻めが陥落させていく作品は好きなのですが、正直それだけ。
    いや。笙があまりにも遊び人で、守川とすれ違うシーンはよいのですが、言葉足らずの笙にイラッとしてしまっている時点で恋愛ものを読む私はどうなんだと思いもしました。
    村瀬もいいやつなんだけれど、早とちりが過ぎるし。でもその分、守川がなかなかの紳士な男に描かれており、よかったです。

  • 一途な紳士・守川×本気で恋愛ができない遊び人・笙。遊び人といってもどこかきっちりとしていてるし、ぐるぐるするけれどじめっとしていない笙が良かったです。守川の元カレ妹にきっぱりと言い切った所はスカッとしましたw 守川もジェントルマンな振る舞いの中に腹黒さというか大人の強かさが垣間見える執着具合が魅力的でした。このシリーズの中で一番好きなお話です。

  • 人嫌い?×ノンケ(遊んでた)
    社内ではモッサリ地味男、夜は身綺麗にして素性を隠して遊んでいる「セイ」ある時、連れられて行ったゲイバーで同じ会社の課長と知り合って…。というお話。

    夜遊びをしていると言っても、誰構わずという感じではないし真面目で好感が持てました。結局は身を引こうとするセイが可哀想で切ない。

  • この作家さんのものははじめて読みました。
    攻のねばちっこい感じが良かったです。
    余裕があるように見えて、実際策略家。少しずつ距離をつめていくところがスマートでかっこいい。

    主人公の気持ちの揺れ動きと行動の理由がよくわからなかったのと、まどろっこしい展開が好みではありませんでした。

  • 相変わらずな椎崎さん。無駄にこじれる。ソフトなようでやばいくらいしつこい守川ステキ。タイプとして友人ぽく無いんですが、一筋縄で行かないところで、村瀬ともうまくやってきたんかなぁ。

  • 遊んではいるけど笙は好感が持てます。
    守川、イラストのイメージとちょっと違うがこちらも良かった。

  • 面白かったー!設定&展開が大好きな椎崎さん感満載でツボ!受け攻めを理解してくれる脇キャラも良かったし、ちょっとクズなキャラもいい按配だった(笑)最後のSSで守川さん視点読めて嬉しかったな~。どんだけメロメロなのかよくわかった(笑)社内での2人がどうだったのか読みたいー

  • タイトルが似ている既刊の2冊とは全くリンクしていませんが、設定(精神的にも経済的にも余裕のある大人がかわいい年下を甘やかし倒す)はシリーズと言えるのかも。
    誰と付き合っても長続きしない遊び人の笙。ほんの冷やかしのつもりで訪れたゲイバーで、絡まれているところを助けてくれたのは同じ会社で営業の鬼と噂されていた守川だった。会社では洗いざらしのボサボサ頭、分厚い眼鏡でもっさり男を装っている笙の素性に気付くはずもなく、そのことをきっかけにふたりは気安い飲み友達になる。
    ゲイ×ノンケという隔たりはあっても、会社では見せたこともない守川の穏やかで紳士的な態度に、笙は次第に友人として好感を抱くようになる。
    ふとしたきっかけで、笙は自分が守川の亡くなった恋人にそっくりだという事実を知る。そんな自分と過ごす時間は悲しい過去を思い出させるのではないかと気遣う笙に、昔の恋人と比べたことはない、笙と恋人同士になりたいと宣言する守川。ノンケである笙の気持ちを尊重するべく、何をするにもご丁寧に確認したりして、そのたびに赤くなったり青くなったりする笙の反応を楽しむかのように巧妙に距離をつめていく。
    なんていうか…BL常套句の“不思議と嫌じゃなかった”的展開ですww
    正直に素性も明かせず、自分みたいにちゃらんぽらんな人間は守川には不釣り合いだと懊悩する笙の気持ちをよそに、一旦恋愛スイッチが入ったらとどまるところを知らない守川のフルスロットルな猛攻は止まらない。遊び人とは名ばかりで実は恋愛初心者の笙はただただ翻弄されるばかり…。
    椎崎さん作品に頻繁に登場する胸くそ悪いサブキャラとか、なんか地雷があるんじゃないかと…いつ来るかいつ来るかとドキドキしながら読みましたが、終始甘く、受がめっためたに溺愛されるっていう安定したトーン。
    上質の甘やかしが堪能できます。
    私は好きだよ、こういうの♥

  • 文庫じゃないんですが、椎崎さんを一気読みするきっかけになったので、入れておきます。
    新書判。
    『好きに…』シリーズの中で、最初に読んだこれが一番好き。
    なんと言っても表紙が秀逸(このシリーズの表紙はどれも良いんですが。)
    キャラが好みのど真ん中。黒髪のクールビューティーは大好物です。
    「一見冷たそうなのに、情愛の深い美人。細身の黒髪。
    うーーたまんない。好物過ぎて、先を読みたくない。。」って途中でツィートしてるんですが、読み終わってからも気に入って何回か読み返しました。
    で、その足でシリーズ、、ついでに、他の文庫も買いそろえたんですが、ちょっと出来にばらつきがある作者さんみたいで残念。
    でも、きっと新しいの出たら買っちゃう作者さんのひとりになりそうです。

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