nez[ネ] Smell and Memory (SHYノベルス319)

著者 :
  • 大洋図書
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本棚登録 : 323
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813012870

作品紹介・あらすじ

燕千里。勘がよくて、お調子者で女の子が大好き。特異体質の持ち主で、その嗅覚は動物レベル。鷹目兆。高身長、高学歴、高収入だけれど、他者に対する気遣い能力は幼児並みの低レベル。潔癖症のインケン眼鏡野郎。ふたりは相性診断会社CASでコンビを組んで働いている。相性は最悪!のはずなのに、身体の相性は最高だった。友達でもないけど恋人でもない。でも、ただの同僚というには、千里も鷹目の互いに抱いている割り切れない感情を意識しつつあった。そんなとき、千里にある異変が起きて!?

感想・レビュー・書評

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  • 千里の周辺にワライカワセミを名乗る男がちらつき、千里が初めて匂いが全くわからない女性が登場、あげく嗅覚が落ち、最後には依頼者が攫われ・・・と、かなり物騒で不穏な3巻。
    でも、匂いが感じられないことで弱っているからこそ、少し素直になる千里と、それを可愛いと思う鷹目。じれったいけどちょっと進捗。
    ページをめくる手が止まらない。

  • 元公調と鼻がやたら良い男二人コンビの相性診断会社調査員物語第3巻。離婚調停中弁護士夫婦の一人娘とそれぞれの再婚相手との相性診断からの不穏な空気。しかし、ここで話を終らすか?? 続きが気になって仕方がないじゃないか(笑)。しかし二人がそれぞれ自分の気持ちに向き合い始めたので、今後の展開が楽しみ。

  • 3冊目になるとキャラクターにも愛着が湧いてきて千里ちゃんがとても可愛く見えてくる。
    そしてラブラブだ!いいラブラブだ!
    ストーリーはわかりやすい王道ですが、安心して読めるところがいい。

  • だんだん千里の過去,モズの森学園での火事と井戸の記憶がちらつき,事件性を帯びてくる.そして,鷹目との絆も深まっていく.続きが気になる.

  • ここで終わるのかーーっ!!百舌鳥からの鳥のワードが続く3作目。登場するキャラが増えてきて、全体としてはあまり進んではいないけど各々の立ち位置がはっきりしてきた。背景にクリスマスがある為、阿莉と澪が千里にスノードームを毎年あげてる話があるんだけど、その宝物を鷹目に見せたくてソワソワしているシーンが可愛くて可愛くて…っ!!!千里のとる行動に優しくなってしまう鷹目が、まかさの先に自覚するとゆー事態に。鷹目のギャップにキュンキュンする。。早く続きが読みたいです( ›_‹ )

  • かなりシリアス展開へ・・・・・
    でも、千里の可愛い反応で少しホッとするけど
    次どうなるのか心配。

  • サスペンス要素が色濃くなり事件が勃発したところで次巻へ続く!∑(゚Д゚)洋子さんは黒くて悪い玄羽洋子なのか、もうひとりの父さんは出てくるのか、モズの森学園の真相は‥?猛禽類の名を冠された鷹目はチリちゃんを護り抜けると信じてますが、謎がてんこ盛りで待ちきれない。そしてカッコいい澪さん、マラソンマンの拷問は怖すぎです!

  • うわー、続きが気になって仕方ない。2人の関係性も最初とはだいぶ変わってるのにお互い認めないところがもどかしくてとても楽しい。そして謎がどんどん深まって。気づいたら読了していた。

  • ますますきな臭くなってきました。

  • 千里ちゃんの記憶のない幼少期の謎が深まり、目が離せない。匂いを理由にできなくなった二人の動向からも目が離せない(笑)。エンターティメントとして非常に優れている作品だなぁ、と再確認。BLとして読まずとも十二分に面白い。

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著者プロフィール

東京都出身。2000年、「魚住くん」シリーズ第1作となる『夏の塩』でデビュー。以降、多彩なテイストの魅力的なボーイズラブ作品を世に送り出している。代表作としては「交渉人」「漫画家」「Nez〔ネ〕」各シリーズなど多数。榎田ユウリ名義でも「宮廷神官物語」「カブキブ!」「妖き庵夜話」「死神」各シリーズなどを発表し、読者から熱い支持を得ている。

「2022年 『threesome』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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