黒の騎士 Prince of Silva (SHYノベルス)

著者 :
  • 大洋図書
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813013006

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  • 鏑木の記憶喪失,ありがちな展開ながら蓮がいじらしい.

  • シウヴァシリーズ三作目。
    鏑木、記憶喪失編。

    「嘘をついてでも、騙してでも……鏑木が欲しい」

    前作で蓮があまりにも可哀想で今作では一体どのような試練が…。

    何事もなかったかの様に振る舞い二人きりになるのを避ける鏑木にショックを受ける蓮。
    しかし、ある事故で鏑木の記憶が。
    記憶が少しでも早く戻るようにと休暇も兼ねてジャングルにきたふたり。

    ジャングルでの蓮の行動、考えが
    今まで悩み苦しんできたからか
    すごい幸せそうで。
    ずっと我慢してたから、ふたりの時間は有限だから…。
    嘘をついてでも、騙してでも。ってなってしまったんだろう。

    記憶喪失もの。って先が読めてしまいがちだが蓮へのご褒美編。って思って読んだからか楽しく読めた。

    鏑木の気持ちもわからなくもないが
    ここまで!?って思いはあった。
    でも最後には!

    一先ず一区切り。みたいだから
    次回はどのような展開になるのか
    楽しみです。

  • 3作目。

    懇願して抱いてもらったが、その後は更に態度を硬化させ、必要以上に親しくしない鏑木に苛立つ蓮。
    そんな中、蓮を庇って負傷した鏑木が記憶喪失になる。
    療養を兼ねてジャングルに二人で生活するようになったとき、蓮は嘘をついて「恋人同士だった」と言ってしまう。鏑木はそれを受け入れ、蜜月のような時間を過ごす。嘘をついた事に罪悪感を覚えるが、自分の欲望に忠実になる蓮。
    しかし、鏑木の記憶は戻ってしまい、しかも記憶喪失の間の記憶が無くなってしまっていて、、、。


    どうなるんだろう…と思っていたけれど、やっと鏑木が自分の気持ちを認めてくれたので良かったです。

    私の予想では、ガブリエルは絶対悪い人。アナを拉致した男を撃ち殺したのだって自分の事がバレるのを止めるためだと思う。

    鏑木との気持ちは通じ合ったから、次巻はガブリエルと対決かな?

  • 記憶喪失ネタはお約束の展開でなんとなく先が読めてしまったのが残念。
    でもまだ続くようだし楽しみです。
    表紙、挿絵は相変わらず美しいです。

  • あの展開では、次の巻は一体どんな苦行を主人公は強いられるのかと思いきや、どっちかというと主人公へのご褒美回でした。まー、あんまり暗いのもね…こっちもつらくなっちゃいます。
    しかしあれやこれやの謎はどう持っていくつもりなのか?まて次号。
    なんだかんだ言われてても好きですね、このシリーズ。

  • memo: コミコミ特典B5クリアファイル&出版社ペーパー付

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著者プロフィール

好評既刊本!大人気シリーズ「ヘンな名湯」「もっとヘンな名湯」「日本百ひな泉」「真夏の温泉」(いずれも、みらいパブリッシング)作家、ひなびた温泉研究所ショチョー。本業のコピーライターのかたわら、webマガジン「ひなびた温泉研究所」を運営。日本全国のひなびた温泉を取材し、執筆活動をしている。「NHK ごごナマ」「テレビ東京 よじごじDays」をはじめ、テレビ、ラジオ、雑誌などメディアに多数登場。著書に「ひなびた温泉パラダイス」「戦国武将が愛した名湯・秘湯」「東京休日端っこ散歩」がある。

「2023年 『つげ義春が夢見た、ひなびた温泉の甘美な世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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