凪子の話 (H&C Comics ihr HertZシリーズ)

著者 :
  • 大洋図書
4.34
  • (31)
  • (19)
  • (5)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 219
感想 : 21
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813031383

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ストーリー重視の方に読んで欲しい
    登場人物3人がそれぞれ全員を想い合う優しくて、切なくて、悲しいお話
    タイトル通り"凪子の話"で女子目線がメインでお話が進む女子bl
    3人どの目線で読んでも泣ける

  • わーめっちゃよい!3人の紡ぐ三角関係が単純そうで難しくて複雑で…。凪子もみんなの気持ち分かってるから葛藤してたんだろうなあ。
    最後はあっさりいってくれたので安心。

  • カズちゃんがいて、浩平君がいて、凪子ちゃんがいて。この3人だからこそ織り成せる、唯一無二の作品。視点の切り替え方も秀逸で、時系列がすごく読みやすい。1巻完結だから割と淡々と物語は進んでいって、それぞれの関係性っていうのは濃く描かれていないのにもかかわらず、3人がお互いへ向ける感情がどういうものなのか全て刺さってくる。素晴らしい作品でした!(;_;)めちゃくちゃ探したけど作者様はTwitterやられてないでしょうか…

  • 割とこう、内容自体は事実の羅列って感じではあるのだけど、「恋愛はタイミング」というあの残酷さをリアルに経験したことがある者には傷にしみるものがあるんじゃないだろうかと思う。優しい者たちが集まっているからこそ互いの気持ちを汲みすぎていて、自分の気持ちは後回しになっていて、後回しと後回しが重なる瞬間とか切なさを感じるね

  • 読むたびに涙が溢れます。切なくて優しくてあたたかいです。最後まで読み終わったあと、冒頭のカラー口絵へ戻ってまた涙が溢れました。3人の掛け替えのない関係が愛おしいです。ふとしたときに思い出す物語です。

  • 凪子いいこ。
    3人が3人ともを大切に想う気持ちに、どうしたって泣けてしまいます。

  • 漫画で泣いたのは久しぶり。pixivで凪子目線の話は先に読んでいたけど、3人が3人ともに互いを思い、思いやったことで苦しんでいて、そのことを唯一知っていたのは凪子だったんだなあ。とても優しいお話だった。構成も素晴らしいと思う。

    単行本発売後も、作者の後藤さんがpixivで彼らのことを描いていることにキャラクターへの愛を感じます。3人とも大事にされてる。知るのは遅かったけど、自分にとってもかけがえのない作品のひとつになった。

  • いやこれBLちゃうしヒューマンドラマやし、と思ってしまう程切ないお話だった。
    愛を受け入れる愛、託される愛。

  • BL的にはいまひとつでしたが、丁寧に作り上げられた作者さんの努力が感じられてとても良かった。両片想いの男二人+、片想い女子。回想が多かったけど、受け攻めの子供の頃のエピソードが萌えた。心が浄化されるようなBLでしたね。(エロなし)
    表紙より中身のタッチの方が好き

  • 最初はpixivで拝見して、泣きながら読みました。
    絵もとても好きだったので手元に置いておきたいなと思って、初めてBLコーナーの漫画を買いました。幼なじみ編も加わって分量が2倍くらいになっててびっくりしました。贅沢です。

    -----特に印象に残ったこと。

    キャラクターでは浩平くんが一番好きです。もちろん凪子ちゃんも和也くんもみんないい子なので、みんな好きなんだけど。
    浩平くんの、諦観の滲んだ目元がとても好きです。和也くんの浩平くんへの気持ちの強さがあんまり読み取れなかったので、なんとなく和也くん><<<浩平くんくらいの思いの強さの差みたいなのを感じて、そこがまた浩平くんの魅力だなぁって思いました。

    3人とも、好きな相手への気持ちに必ず「ごめん」っていう感情がつきまとっていて、そこが本当に切ないし悲しい。特に凪子ちゃんは、2人への罪悪感を抱えたまま死んでしまうなんて、死ぬまでの期間、幸せにはいつも陰がつきまとっていたんだろうなと思うと、つらいです。
    和也くんと浩平くんが、これからやっと気持ちに正直に生きていけるということだけが、本当に救いになっている気がしました。

全21件中 1 - 10件を表示

後藤の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×