恋宿~イケメン支配人に恋して~ (ベリーズ文庫)

著者 :
  • スターツ出版
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本棚登録 : 16
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813700166

作品紹介・あらすじ

OLの理子は旅行先で老舗旅館の花瓶を割ってしまい、仲居としてタダ働きさせられることに。跡継ぎのイケメン支配人・芦屋は厳しく、嫌な奴だと思っていたけれど…。ある日、客に襲われかけたところを芦屋に助けられ、焦りと心配を滲ませた声で「無事でよかった」と突然抱きしめられる!普段見せない彼の優しい一面を知り、胸が高鳴る理子。助けてくれたのは"支配人"として?それとも…?

感想・レビュー・書評

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  • オフィス…というか旅館ですが、お仕事系という意味ではファンタジーかな。
    でも舞台になっていた伊香保が地元に近いので少し親近感みたいなものが。
    ヒロインが成長するお話なので序盤はあまり好きになれなかったけど、
    段々印象が変わっていく感じでした。
    彼女が、自分はいつも人生の脇役…っていう表現の仕方がとても刺さりました。
    お相手の彼もツン多めなタイプなので甘さは控えめですが、
    普通のオフィスラブとは違った非日常感があってよかったです。
    (まぁオフィスラブすら私にとっては非日常のファンタジーなんですがw)

  • 【ネタばれ感想注意】

    傷心旅行で訪れた旅館で高価な壺を割ってしまい弁償する代わりに1ヶ月間仲居として働く事になった23歳ヒロインと、両親の亡き後若くして老舗旅館の支配人になった30歳イケメンヒーローとの旅館が舞台のラブストーリーです。

    予想以上に面白かったです!
    実は読み始めてすぐの1頁目で、仕事にやる気のないヒロインに呆れてしまったので、正直最後迄読めるか不安になりましたが、傷心旅行先で新たなロマンスとの出会いだけじゃなく、自分探しの旅でもあったお話でしたので楽しく読めました。
    タイトルが軽めなのが少し残念なので、もう少し文学的なタイトルでも良かったと思います。

    仕事にもやり甲斐を見出せず、更に彼氏の浮気現場に遭遇したヒロインは群馬県の伊香保温泉へ1ヶ月の傷心旅行に出掛けますが、旅館に着いて早々に300万円の壺を割ってしまい弁償する代わりに仲居として働く事になります。
    初めて体験する仲居という仕事や、仕事仲間、旅館を訪れるお客さん達との触れ合いで、無愛想で素直になれなかったヒロインが少しずつ心を開いていきます。
    その中でも、両親の死後、若くして支配人になったヒーローと素直になれないながらも心を通わせ、いつしか互いに必要な存在になっていくのも良かったです。
    しかし、ヒロインは元々傷心旅行で、ヒーローも旅館が原因で過去に恋人と別れたトラウマを引きずっており、なかなか素直になれないじれ恋でしたが、ヒロインの旅行期間の終わりをきっかけに恋愛に臆病になっていた2人が一緒に頑張っていこうと結ばれるのは少し感動しました。
    ヒロインは年齢的にも精神的にもまだまだ子供ですが、ベリーズ文庫で珍しく大人の恋愛を読んだ気持ちになりました(笑)。

  • 正直、瀧本さんのジャケ買いなのですが(笑)
    高額な装飾を壊してタダ働きってゆーパターンはあるある。
    最初は理子が不器用すぎて読んでてこちらもヒヤヒヤしましたが。
    あとの展開がわりとベタだったので盛り上がりに欠けました。

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