理想の住まい: 隠遁から殺風景へ (環境人間学と地域)

  • 京都大学学術出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (482ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784814000517

作品紹介・あらすじ

自動車社会の到来とともに,都市の人々はこぞって郊外に家を求め,今や地球環境を脅かす問題を引き起こしている。人はなぜそれほどまでに郊外脱出を望んだのか? その根源には,『桃花源記』に遡る隠遁への憧れがあった——。東西の古典・近代思想を縦横に逍遙し,近代郊外住宅の理想が現れた過程と人間の存在基盤への影響を浮彫りにする。「KYOTO地球環境の殿堂」第8回殿堂入りを果たしたオギュスタン・ベルク氏による都市論の集大成。

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著者プロフィール

オギュスタン・ベルクAugustin Berque:フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)名誉教授。1942年モロッコ生まれ。1969年に初来日し、以降、北海道大学講師、宮城大学教授などを歴任し、通算数十年日本に滞在する。和辻哲郎の著作『風土』から大きな影響を受け、自然にも主体性があるという「自然の主体性論」を提唱。2018年コスモス国際賞授賞。

「2021年 『BIOCITY ビオシティ 88号 ガイアの危機と生命圏(BIO)デザイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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