国家学の再建―イェリネクとウェーバー―

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  • 名古屋大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815806033

作品紹介・あらすじ

イェリネクによって集大成されたドイツ国家学が先駆的に取り組んだ諸問題を引き受け、あらためてその再構成を試みたウェーバー。主権国家の枠組みが問い直される現在、ドイツ国家学の今日的意義を明らかにするとともに、二人の知的営為の核心に迫る。

感想・レビュー・書評

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  •  国家とはなにか?権力とは?君主制の特質とはいかなるものか?連邦制における主権はどこに属する?……といった「遅れた近代国家」近代ドイツらしい法学的論争の系譜を紹介した上で、その概念や理論がウェーバー一般国家論に転用されていることを明らかにする。

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著者プロフィール

広島大学法学部教授

「2020年 『不戦条約 戦後日本の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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