電磁波: 絵と文章でわかりやすい (図解雑学)

  • ナツメ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784816325915

作品紹介・あらすじ

電磁波は、19世紀に、その存在が予言され、実験的に確かめられました。電気や磁気の現象は、雷や静電気、磁石などにより古くから知られていたにもかかわらず、人類が電磁波にたどり着くまで、長い時間が必要でした。現在では、我々を取り巻く環境は電磁波で埋め尽くされていることがわかっています。さらに電磁波は、我々の生活のいたるところで応用され、現代社会になくてはならないものとなっています。周りを見わたしてみただけで、テレビ、ラジオ、リモコン、蛍光灯、携帯電話、電子レンジなどいくつもの機器が、電磁波の応用で成り立っています。しかし、これらすべてが"電磁波を利用している"ことすら知らない人も多いのではないでしょうか。本書は、電磁波の正体が誰にでもわかるように、やさしく解説しました。

感想・レビュー・書評

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  • もやもやがいくつか解決しました。
    良書でした。

  • テレビの色の違いは波長の違い。
    電波とは300万MHz以下の周波数の電磁波を言う(電波法2条1号)
    電波が通信に利用される理由:
    1.電波は光と同じく電磁波なので、伝搬速度が速い。しかも電線などを用いて伝搬する必要がない。
    2.電波を発生させたり検出したりすることが、波長の短い電磁波に比べて容易である。
    3.電波の中でも周波数の大きい(波長の短い)ものを用いることで、大量の信号や情報を送信できる。
    4.波長が数センチメートル以上の電波は大気中でほとんど九州されずに伝搬する。

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著者プロフィール

1953年,北海道札幌市生まれ、1976年,京都大学理学部卒業。英・ウェールズ大学カーディフ校博士課程修了,PhD),マックス・ブランク天体物理学研究所、米・ワシントン大学研究員などを経て、弘前大学助教授、同教授。東北大学大学院理学研究所教授、2016年から京都産業大学教授、東北大学名誉教授。
専攻:一般相対性理論・宇宙論。 
主な著書『宇宙物理学』(朝倉書店)、『シリーズ現代の天文学3宇宙論Ⅱ』(共著、日本評論社)、『ブラックホールに近づいたらどうなるか?』(さくら舎)など多数。翻訳『シュッツ相対論入門』(共訳、丸善出版)など

「2017年 『宇宙を見た人たち 現代天文学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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