「振り返りジャーナル」で子どもとつながるクラス運営 (ナツメ社教育書ブックス)

  • ナツメ社
4.21
  • (7)
  • (4)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 82
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784816361876

作品紹介・あらすじ

小学校教諭を対象としたクラス運営の本です。「振り返りジャーナル」とは、その日にあった出来事をテーマに沿って「終わりの会、帰りの会」で生徒に毎日書いてもらうものです。反省ではなく、うまくいったことを書くようにします。これを毎日励行することにより、教師と子どもたちの信頼関係が強固なものとなります。「1日1ページ」「毎日テーマを設定する」「誤字・脱字があっても訂正しない」「(教師が)ネガティブなことを書かない」「家に持ち帰らない」といった実践法を伝授します。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 岩瀬直樹さんが小学校教員時代に進めていた「信頼ベースの学級経営」の根幹をつくる「振り返りジャーナル」について書かれた一冊。

    元の生徒のノートを参考にしたノート例がたくさん載っており、どのようなフィードバックが良いのか知ることができるのが良い。
    生徒との信頼をつくる根幹であるが、「コメントを書きすぎない」「フィードバックで問題解決をはからない」など、万能的に使うのではなく、生徒と先生をつなぐ強固な綱をつくる活動であると感じられる。
    読むと「振り返りジャーナル」を始めたくなる一冊。

  • 子どもたちと心を繋ぐことのできる
    素敵な実践だと思う。
    今年度は、デジタル化してやってみました。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1970年、北海道生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。埼玉県の公立小学校教諭として、4校で22年間勤め、学習者中心の授業・学級・学校づくりに取り組む。2008年度埼玉県優秀教員表彰。2015年に退職後、東京学芸大学大学院教育学研究科教育実践創成講座准教授に就任。学級経営、カリキュラムデザイン等の授業を通じて、教員養成、現職教員の再教育に取り組んだ。2018年3月に退職し、一般社団法人軽井沢風越学園設立準備財団副理事長に就任。2020年4月に幼小中混在校の軽井沢風越学園の開校を目指している。教師教育学会所属。大3、高1、小5の3児の父(2018年現在)。
主な著作に、『せんせいのつくり方――“これでいいのかな”と考え始めたわたしへ」(旬報社、2014年)(共著)、『最高のチームになる! クラスづくりの極意』(農文協、2011年)、『最高のクラスのつくり方』(小学館、2010年)他多数。

「2019年 『クリエイティブ・ラーニング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岩瀬直樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×