九州5県で朝刊約50万部、福岡県内で夕刊約5万部を発行するブロック紙。1877(明治10)年、国内最後の内戦となった西南戦争の戦況を報じた「筑紫新聞」を源流に、「めさまし新聞」「筑紫新報」を経て1880(明治13)年に「福岡日日新聞」を設立。1942(昭和17)年に「九州日報」と合併して「西日本新聞」となった。2017年に創刊140周年を迎えた。福岡と北九州に本社、東京と大阪に支社、取材拠点となる総支局・通信部は国内45カ所、海外5カ所(駐在含む)にある。本書の基となったキャンペーン報道「新 移民時代」の取材班は、本社社会部、政経部(旧都市圏総局、経済部)、東京支社などの記者や海外特派員たちで編成。写真デザイン部(旧写真部、デザイン部)も携わった。一連の連載は2017年11月、第17回「石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞」草の根民主主義部門で大賞を受賞。2018年1月には第22回新聞労連ジャーナリズム大賞優秀賞を受賞した。
「2020年 『【増補】新 移民時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」