- Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784817193025
作品紹介・あらすじ
2007年度版を見直し、さらに充実。とくに、ヒューマンエラーに関する事例や製造現場以外の事例を紹介している。
感想・レビュー・書評
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会社の研修読本。製造管理の人達は使えるんだろうな。
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同僚が、この人のセミナーを聞きに行って感激して帰ってきたので買った本です。
「解決したい問題があったら、なぜなぜを繰り返して原因を探ってそれをつぶしこめばいいんだよ」と、ただそれだけのことなのに、実際にやってみると案外難しいのが「なぜなぜ分析」です。
テーマ自体が不適切だったり、解決の前提条件を理解していないといった、なぜなぜ分析を始める以前の問題から、ツリー状になぜなぜを展開していくMECEのやり方、展開終了判定基準の問題等々があるからです。
本書は、それらについて、実例を交えながら丁寧に解説しています。
たとえば、
> 原因追及の矛先をすり替えてしまう「なぜ」や、言い訳的な「なぜ」に
> 惑わされることなく、「なぜ」の矛先を再発防止策が導ける方向に
> 向けていかなければならない。
といった言葉は、知っているだけで役に立つと思いました。
また、
> 「しなかった」(did not)、「できなかった」(could not)、
> 「しづらかった」(be hard to)をしっかりと分けて表現しなさい。
というのも正しい再発防止につながるポイントだ!と勉強になりました。
特に、ヒューマンエラーでは、「やるべきことがされていなかった」のか、「(やるべきことをやったが間違って)されていた」のか、どちらなのかを明確にして展開することというのも重要です。
ということで、なぜなぜ分析をして、なんか上手く行かないなぁと思っている方は読むといいですよ。 -
なぜなぜ分析をするときの定石10件について(タイトル通り)。
原則は少ないのだけど、なぜなぜ分析そのものが、実践・定着の難しいプラクティスなので、読んだあとが大変なのは変わりない。 -
タイトルは少々チープではあるが、内容は意外に良いと思った。課題に対して再発防止策を見つける為の著者のノウハウが凝縮された一冊だと思った。分析に入る前段で、問題とすべき課題を抽出して、モノゴトの見極め・絞り込みをし、分析対象事象の表現に気をつた上で原因追究すべき対象を把握し、前提事項を明確にしてから「なぜなぜ分析」に入りなさい、という。これは以前読んだ「イシューからはじめよ」にも通じる話でまさにその通りだと思う。そして、やっと「なぜなぜ」の10則を踏まえた分析に入る。薄めの本だか内容はなかなか奥深い。欲を言えば、現実に起こった実例のプロセスを含めた分析事例あると良いと思った。
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なぜの分析には分析する事象の表現の仕方が最も大切
なぜを鍛えて、どうなるの思考を養うことがその後の気づきや直感につながる
なぜを分析するのは、起こさないための原因究明と再発防止、また起きたときの迅速対応という使命を念頭におくこと -
改善の手法の1つ「なぜなぜ分析」の解説書
よくわからなかった。言葉の定義でだれでもできるわけではなさそうなのが辛らそう。 -
これを読んだだけでは、なぜなぜ分析力は身に付きません。
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参考になる。もっと踏み込んで分析できるようになりたい。
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なぜなぜ分析と聞いて何となく思いつく方法論のままだった。