ソフトウェアプロセス改善手法SaPID入門: 現場力を引き出すシステムズアプロ-チ
- 日科技連出版社 (2014年3月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784817195104
感想・レビュー・書評
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仕事の改善で最も重要なことは「当事者が当事者意識を持ってカイゼン活動にあたること」だと思っています。
本書のSaPIDは、現場の当事者の問題意識を引出し、整理し、納得感を高めるために大変有効です。
つまり、問題解決活動の最初のところで時間をかけてSaPID手法を適用してしっかりと解決したい問題や課題の因果関係(因果構造)をとらえることが大切で効果が高いと思います。
SaPIDで、因果構造を明らかにした後の改善活動(対策立案以降)については本書ではさらっとしか語られないのですが、筆者の豊富な実践経験を想像させるノウハウがチョコチョコ入っています(読み飛ばしがち……私自身、初読時は読み落としてました=モッタイナイ……なので2度読みすることをお勧めしたいです)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ライトウェイトでプロセス改善を行う手法を紹介している。
手法をうまく運用するには当事者のセンスが大きく左右する。
この本では、誰でもうまく運用するための秘訣について細かく紹介しているところが評価できる。
実用時に便利なテェックシートやフォーマットのしょうかいもやくだつ。
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