放射能を怖がるな!: ラッキー博士の日本への贈り物

  • 日新報道
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  • Amazon.co.jp ・本 (121ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784817407283

作品紹介・あらすじ

ヒロシマ、ナガサキ被爆者86,543人のデータが語る真実!宇宙飛行士が浴びる放射線量は毎時45マイクロシーベルト。これらの事実があきらかにする放射線ホルミシス効果とは?アメリカの医学雑誌「Journal of American Physicians and Surgeons」に掲載された衝撃論文「電離放射線の生物学的効果-日本に贈る一視点」ほか、「原爆の健康への効用」「放射性廃棄物による健康増進」を掲載。

感想・レビュー・書評

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  • 低量の放射線被曝はホルミシス効果-適応応答-をもたらし、むしろ健康によいとの立場で学説を唱える、前書とは対極の書。

  • "放射能は、どんな少量でも人体に悪影響があると信じられている。
    そのような考え方を多くの場で聞く。
    本書ではその考え方を覆す論文を紹介している。
    少量の放射能はかえって人体に良い影響を与えるのだという。
    ホルミシス効果といって、閾値を超えるまでは体に良い影響を与え閾値を超えると人体に悪影響を与えるような作用があるという。
    被ばくした人々の追跡調査などで公開されているデータからも裏付けられるという。

    ただ、素直に信じていいのかという疑問もわく。
    著者のこのテーマとの距離感が私を不安にさせる。
    世間の常識と大きく異なる主張であり、著者はこの論文を書いたラッキー博士を100%指示している。それだけなら淡々とデータから論じてくれればいいのだが、世間で広く信じられているものをとにかくけなす。間違っている。おかしいと。
    鼻に着くほど。
    居心地の悪さを感じるほど。それを除けば本書はまた違った評価を得られるのでは?"

  • 請求記号 492.4/L 96

  • 例えば、かつてはラドン濃度が高いと肺ガンのリスクがあるといわれていました。
    ところがアメリカで70万世帯を対象に行われたコーエン博士の大規模な研究で、
    それが間違いであることが判明しています。


    実際にはラドン濃度が高くなればなるほど、肺ガン死亡率が減少したのです。
    つまり、ラドンの低線量放射線で、免疫賦活がおきて癌が予防されたのです。
    母数の大規模な調査であり、これは正確なものと考えられます。


    日本では大正時代に温泉の研究が進み、湯治に効果がある温泉の
    多くがラドン温泉、ラジウム温泉であることが判明しています。
    これらの温泉でリピーターが絶えない理由は健康に効果があるからです。

  • 「年間100ミリシーベルト以下の放射線は健康によい! っていうか、人類は放射線不足。」

    マジで?! っていうようなことを様々な証拠を挙げて論ずる。
    「名誉さむらい」に認定されたという著者の表紙写真は?ですが、著者のラッキー教授はアメリカ、ミズーリ大学の名誉教授で、世界的な栄養学者だそうです。

    「半年で180ミリシーベルト浴びて帰ってくる宇宙飛行士はその後も元気」
    「ラジウム温泉やラドン温泉といった放射能温泉のある地区のガンによる死亡率は全国平均半分以下」
    さらに十分な母数による、調査データとグラフ付き。

    そういえば、放射性物質が寝室の床下に埋められてた、世田谷の民家、住人はみんな健康で、ガンにかかった人もいなかったってニュースもありましたが、これとも符合しますね~

    考えてみたら、大概のものは“適量なら薬、過剰なら毒”。酒もそうだし。

    放射線もそういうものなのかも。

    この本の内容が本当で、それが実際の政策とかに反映されたらどんなにいいだろう。個人的にはかなり説得力ありと思います。

    ただちょっとグラフとかの表記がわかりにくかったんで、☆4個で。

  • 冷静に物事を考えるための一材料

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