新約聖書解釈の手引き

著者 : 浅野淳博 伊東寿泰 須藤伊知郎 辻学 中野実 廣石望 前川裕 村山由美

• 日本キリスト教団出版局 (2016年2月22日発売)

作品紹介・あらすじ

聖書は2000年を越えてなお、汲み尽くせない宝を湛えている。それゆえに聖書学者は、歴史学、社会学、言語学など隣接する諸分野と対話しつつ、聖書を読み解くための多様な方法論を提案してきた。本書は初学者向けに、この各種の方法論を概説するとともに、実際にそれを用いて聖書を読むと「何がわかるか」を紹介する。この書を踏み台としてさらに学びを進めるためのブックガイドも充実。新約聖書をさらに深く読みたい人の必携書。

著者プロフィール

関西学院大学教授。1960年生まれ。フラー神学校にて神学修士号（1997年）、オックスフォード大学にて哲学博士号（2003年）を取得。単著：Community-Identity Construction in Galatians (T.&T. Clark, 2005); 『NTJ新約聖書注解：ガラテヤ書簡』（日本キリスト教団出版局、2017年）他。共著：The Oxford Handbook of the Reception History of the Bible (Oxford Univ. Press, 2011); The Trinity Among the Nations (Eerdmans, 2015)他。翻訳：R.ボウカム『イエスとその目撃者たち』（新教出版社、2011年）；J.D.G.ダン『使徒パウロの神学』（教文館、2019年）他。

「2022年 『死と命のメタファ』 で使われていた紹介文から引用しています。」