悪の論理―ゲオポリティク(地政学)とは何か (Ohtemachi books)

著者 :
  • 日本工業新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784819106894

感想・レビュー・書評

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  • 昭和52年出版。地政学入門に最適。現代史の理解に欠かせない情報満載。マルクスと地政学の大家マッキンダー、マハンを対比し、論じているその視点が面白い。結果、三者に異なるところはない。戦前の日本がコミンテルンの罠にドはまりして完敗を喫した原因を知ることのできる名著!是非、日本人に読みついで欲しい。

  • 1977年( 37年前 ) に出版された地政学の本です。
    当時、ベストセラーになった本です。
    それなりに難しい内容ですが、当時の人たちははこれを買って読んでベストセラーに押し上げていたんですね。

    一方、2014年現在書店に並んでいる本は、情緒的な文章で日本を賛美したり、反韓国反中国の本ばかり。
    今は、中身スカスカの感情的な本しか売れないのだろうなと思います。
    保守派の劣化を感じます。

    内容は、反ソ連・反アメリカ・反左翼 です。
    さらに、核技術と核燃料を手に入れ、地政学という国家戦略の基礎を学べという保守的な内容です。

    ロッキード事件は、核防条約隠しのためだと
    沖縄独立も、米ソの陰謀なんだと主張しています。

    昔の本を読むと、現在の言論の流れを理解することができて良いかもしれません。

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