- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784819112093
作品紹介・あらすじ
定跡を敢えて省いたから気軽、クイズ気分で楽しめる。ありそうでなかった。昔ちょっと将棋をかじった人、3千万人に効く、新作3手詰将棋40問初収録。
感想・レビュー・書評
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テレビによく出る前の本ですがひふみん節が伝わる。
子どもの頃、将棋は父と指していたが、勝つことができず嫌になりあまりやらなくなった。詰将棋は今やアプリなどで取り組みやすくなったが、書き込んだり、いい手を覚えておいたりするために、詰将棋本がほしいと思った。
「待つことの大切さを再認識させてくれる」というのは、結果をすぐに求められる今の時代だからこそ、必要な力だと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
息子が将棋を初めて強くなるに従い、なかなか勝てなくなるのも、と思い、改めて将棋入門を。詰将棋の大切さ、なかなか定石までは辿りつかないけど、一歩ずつ。
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ふとしたきっかけで将棋盤と駒を買った。
子どもの頃に祖父や兄とやった記憶はあるけど、いつも負けてばかりで楽しくなかった。
回り将棋とかに逃げていた。
あらためてやってみると、勿論上手くなんかないけど考えることが面白い。
気の長い趣味にしてみよう。
3手の詰め将棋が40問もあり、初心者でも楽しめる本でした。 -
大人の将棋入門。確かに、いままでなかったかも。
ただ、著者の個性が全面に出てきすぎ。まあ、そこがいいのかもしれまんせんが。
戦法や定跡はまったくないのに、詰将棋はいっぱい。なるほどね。 -
昔はやったことがあるけどもうやっていない、もうすぐ定年、なんていう人にむけて書かれた本。
僕には一般的な定年まではまだ時間があるが、そもそも将棋のことが全然思い出せない。人と人とのドラマとしての将棋は好きだが、棋譜を読んで何かを感じられるかといえば自信がない。
この本は、諦めるところはすっぱり切り捨てて、再度将棋の面白さを説く本。刺激されて将棋アプリケーションで再入門してみたが、自分の想像以上の弱さに驚く。将棋とはあいまいな決着がなく、負けは次につながる、と著者はいう。そして身の丈を知ることができる、とも。嗚呼。
通算最多敗を記録しながら、通算勝利も歴代2位。重い言葉ではないですか。