脳が活性化する! 大人がもう一度はじめる将棋入門

著者 :
  • 産経新聞出版
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本棚登録 : 29
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784819112093

作品紹介・あらすじ

定跡を敢えて省いたから気軽、クイズ気分で楽しめる。ありそうでなかった。昔ちょっと将棋をかじった人、3千万人に効く、新作3手詰将棋40問初収録。

感想・レビュー・書評

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  • テレビによく出る前の本ですがひふみん節が伝わる。
    子どもの頃、将棋は父と指していたが、勝つことができず嫌になりあまりやらなくなった。詰将棋は今やアプリなどで取り組みやすくなったが、書き込んだり、いい手を覚えておいたりするために、詰将棋本がほしいと思った。
    「待つことの大切さを再認識させてくれる」というのは、結果をすぐに求められる今の時代だからこそ、必要な力だと思った。

  • 息子が将棋を初めて強くなるに従い、なかなか勝てなくなるのも、と思い、改めて将棋入門を。詰将棋の大切さ、なかなか定石までは辿りつかないけど、一歩ずつ。

  • ふとしたきっかけで将棋盤と駒を買った。

    子どもの頃に祖父や兄とやった記憶はあるけど、いつも負けてばかりで楽しくなかった。
    回り将棋とかに逃げていた。

    あらためてやってみると、勿論上手くなんかないけど考えることが面白い。
    気の長い趣味にしてみよう。

    3手の詰め将棋が40問もあり、初心者でも楽しめる本でした。

  • 大人の将棋入門。確かに、いままでなかったかも。
    ただ、著者の個性が全面に出てきすぎ。まあ、そこがいいのかもしれまんせんが。
    戦法や定跡はまったくないのに、詰将棋はいっぱい。なるほどね。

  • 昔はやったことがあるけどもうやっていない、もうすぐ定年、なんていう人にむけて書かれた本。
    僕には一般的な定年まではまだ時間があるが、そもそも将棋のことが全然思い出せない。人と人とのドラマとしての将棋は好きだが、棋譜を読んで何かを感じられるかといえば自信がない。
    この本は、諦めるところはすっぱり切り捨てて、再度将棋の面白さを説く本。刺激されて将棋アプリケーションで再入門してみたが、自分の想像以上の弱さに驚く。将棋とはあいまいな決着がなく、負けは次につながる、と著者はいう。そして身の丈を知ることができる、とも。嗚呼。
    通算最多敗を記録しながら、通算勝利も歴代2位。重い言葉ではないですか。

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著者プロフィール

1940年1月1日生まれ、福岡県出身。14歳で当時史上最年少の中学生プロ棋士となり「神武以来の天才」と評された。史上最速でプロ棋士最高峰のA級八段に昇段して以来、最年長勝利記録・史上最多対局数を記録。名人、十段、王位、棋王、王将のタイトルを獲得。2017年に現役引退後、バラエティ番組等にも多数出演し、「ひふみん」の愛称でも親しまれる。仙台白百合女子大学客員教授。

「2020年 『だから私は、神を信じる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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