アジア太平洋の多国間安全保障 (JIIA研究 9)

  • 日本国際問題研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784819303057

作品紹介・あらすじ

アジア太平洋地域の平和と安定および日本の安全のために何ができ、何をすべきか。協調的安全保障に着目しつつ、将来展望と日本の課題を探る。

感想・レビュー・書評

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  • 協調的安全保障は幅広いイシューを取り込んだ位、機能的な関係であり、多角的な対話の慣習、討論、協力、妥協を発展させるための定期的な体系的な対話を重視するものであり、また協調的安全保障とは、常に発展し続けるものであり、プラグマティックな、そして協議的なものであり、コンセンサスに基づいたものである。
    協調的安全保障の枠組みの目的は、戦争を予防することであり、それを主として侵略が成功するほどに大量の軍備を獲得、蓄積することを防ぐことによって、またそうすることによって諸国家が脅威を感じ侵略に対抗して軍備の増強をする必要性を緩和することによって成し遂げようとするものである。

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著者プロフィール

防衛大学校卒業後、防衛省を経て1979年外務省入省。在米日本国大使館一等書記官、情報調査局安全保障政策室長など安全保障の実務を担当。初代防衛大臣補佐官、第11代防衛大臣(民間人初)、防衛大臣政策参与を歴任。2000年より拓殖大学に所属し、同大学の総長を経て、現在は同大学顧問・同大学名誉教授。主な編著書に『新たなミサイル軍拡競争と日本の安全』(編著、並木書房、2020年)、『次期戦闘機開発をいかに成功させるか』(編著、並木書房、2021年)、『台湾有事のシナリオ』(編著、ミネルヴァ書房、2021年)など

「2022年 『ウクライナ戦争と激変する国際秩序』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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