RDA入門: 目録規則の新たな展開 (JLA図書館実践シリーズ 23)

著者 : 上田修一 蟹瀬智弘

• 日本図書館協会 (2014年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[すずめさんの感想 · 2017年1月4日]

職場の研修会でRDAのセミナーに参加された先輩の報告を聞いたのですが、途中からだんだん追いつけなくなってしまったので、復習もかねて読んでみました。
新しい目録規則RDA(Resource Description and Access)の入門書としてはとっつきやすい1冊です。
目録規則の辿ってきた歴史に始まり、現行の目録規則との違いが理解しやすい流れになっていました。
RDAの項目を具体例を交えながらひとつひとつ取り上げている第3章は、躓いたときにまたお世話になりそうです。

本書を読んでいて改めて感じたのは、現行の目録規則がかなり時代遅れになってしまっていたのだということ。
現在改訂中の「日本目録規則」もRDAの影響を受けると思われるので、本格的な運用が始まるまでにもう少し勉強しておきたいと思います。

[ebiten-cさんの感想 · 2015年3月15日]

↓で紹介してます。
「RDA入門」を読んだこと
http://ebiten-c.hatenablog.com/entry/2015/02/15/211219

著者プロフィール

上田　修一（うえだ　しゅういち）

1947生。慶應義塾大学大学院博士課程修了。現在，立教大学文学部 特任教授，慶應義塾大学文学部 名誉教授。主著：『情報学基本論文集Ⅰ』（編訳．勁草書房，1989），『情報学基本論文集Ⅱ』（編．勁草書房，1998），『情報の発生と伝達』（共著．勁草書房，1992）。


「2017年 『図書館情報学　第二版』 で使われていた紹介文から引用しています。」