マンガでやさしくわかるNLPコミュニケーション

著者 :
  • 日本能率協会マネジメントセンター
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感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784820718611

感想・レビュー・書評

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  • 72

    ・プリフレーム(質問の前提をちゃんと伝える)で、相手に受け取ってもらいやすくなる。
    ・相手の一般化、歪曲、省略を崩していくことで、ミスコミュニケーションが減る。
    ・安心してイエスと頭の中で言えることを投げかけていく。

  • 本屋で思わず立ち読み。。ん?こっちは、前にも読んだかも。
    表紙は、、なぜ、ネギ持っているの?

  • ‪NLPというテーマに興味を持って読み進めた。入門編としてお勧めできる本。‬

    ‪NLPとはコミュニケーションを取る上で、相手の理解を深めるための手法。‬
    ‪相手の状況を整理するベーシング、名詞から動詞への変換等、テクニカルなことも使えるようになると、苦手な人を減らせると思う。‬


  • 言葉ではなく伝えたい内容を意識

    省略 歪曲 一般化
    過去の体験によって同じ内容も大きく異なる

    プリフレーム
    肯定的な先入観を持ってもらう

    歪曲パターン
    等価の複合概念 美人は冷たい
    前提 最近の新人はワガママ
    因果 自分より優れた人がいないとダメ
    憶測 私は多くの人から信頼を失った

    省略
    不特定名詞 具体的に?
    不特定動詞 具体的に?
    比較 何と比べて?
    判断 なんで?
    名詞化 上司との人間関係に問題 どんな?

    ひらがな思考と5w1h

  • 名詞化の考え方がとても面白かった。
    膨大な情報を伴った動きのある情報を、省略したり歪曲したりして自分の中で動かない名詞化した言葉にすることで、問題解決が難しくなる。この部分は自分も陥りがちなので分かる!分かる!と共感しながら読めました。

  • 【評価基準】
    仕事や実生活に役に立ちそうか(Max6):6
    読み物として面白いか(Max6):5
    内容がまとまっており分かりやすいか(Max5):4
    タイトルと内容が合っているか(Max4):4
    客観的な内容であるか(Max4):3

    【この本は何を目的とした本か】
    NLPの手法をマンガで分かりやすく説明する。
    「マンガでやさしくわかるNLP」が自分の中で好評だったのでこちらも読んでみた。
    より実践的な内容になっている。


    【この本を読んでの雑感】
    前回に引き続き分かりやすい。
    補足に頼るのではなくマンガの中で説明しようとしている意気込みも伝わって来た。
    NLPを本格的に学んでみたくなった。


    【本を読んでのメモ】
    ・組織内のトラブルの90%以上はミスコミュニケーションによって起こる。


    ∇話し手が言葉で物事を伝える際にミスコミュニケーションが起こる3大原因

    【省略】
    多くの情報が「省略」されて伝わる

    【歪曲】
    話し手のフィルタを通して「歪曲」される


    【一般化】
    思い込みにより事実を誤認する

    ∇受け手側のミスコミュニケーションが起こる要因

    【空白の原則】
     脳は「空白」(わからないこと)を埋めようとし、聞き手は自分の体験から空白を埋めて理解しようとする。

    【焦点化の原則】
     人は意識しているものしか情報が目につかない

    ∇ミスコミュニケーションを防ぐには
    【質問をする】
    「質問」が「詰問」にならないように注意する。
    →責められたと感じると「逃げる」か「反発」されてしまう。

    質問時に『決定権』を与え「安心安全欲求」を満たしてやる。
    (決定権を委ねられると言葉を受け入れられやすくなる)
    『プリフレーム』すると質問しやすくなる。

    【プリフレーム】
    本題に入る前に受け入れられやすい状態にすること。
    どういった理由で質問するのかを、相手が受け入れたくなるような理由をつけて伝える。
    →そして決定権を相手に渡す。


    ∇コミュニケーションに必要な正確さを取り戻す方法
    【メタモデル】
     上記の「省略」「歪曲」「一般化」を正確な情報に取り戻すため、下記の12パターンについて、
    意識して質問してみると良い。
    ※やさしい表情とゆっくりした口調で質問することを心掛ける。

    【省略】
    1.不特定名詞
     何が?誰が?誰に?どこへ?など具体的な内容が省略されている
     質問例:「誰が?」「具体的に言うと?」

    2.不特定動詞
     動作がどのように行われたのかが省略されている
     例:クライアントは私の話を聞いていない 
     質問例:「具体的に言うと?」「どのように?」

    3.比較
     比較対象が省略されている
     質問例:何と比べて?

    4.判断
     評価や判断基準が省略されている
     質問例:何を基準に?

    5.名詞化
     「誰が」「誰に対して」「何をやっているか?」が省略されている?
     例:上司との人間関係に問題がある 
     質問例:上記の省略しているものに対し質問をする。
     →何が発端でそう思うかを考えると解決策が見出しやすくなる
     
    【歪曲】
    6.X=Yになる表現
     「美人(X)は冷たい(Y)」というように二つの言葉が同じ意味になるように誘導されている
     質問例:どうしてXがYを意味するの?

    7.前提
     何らかの前提が示されていない
     質問例:「どうしてそう思ったの?」

    8.因果
     ある原因が特定の結果を引き起こすと思い込んでいる
     質問例:「どうして、それがそうなるの?」

    9.憶測
     他人の気持ちや考えを証拠も無いのに決めつけている
     質問例:「どうしてそれが分かるの?」

    【一般化】
    10.可能性を表す特定の助動詞
     話し手が限界を設定している(~できる・~できない などを断定している) 
     質問例:「何がそれを止めているの?」「もし、出来たとしたら?」

    11.必要性を表す特定の助動詞
     話し手が制約を設定している(~すべき・~すべきでないなどを断定している)
     →「もし、そうでなければどうなるの?」「もし、そうしたらどうなるの?」
     

    12.一切の例外を認めない表現
     すべて~、みんな~、いつも、誰でも、絶対に など例外を除外してしまっている
     →「みんな?」「いつも?」


    ∇スムーズなコミュニケーションに必要なもの
    『ラポール』『ページング』『リーディング』


    【ラポール】
     信頼関係のこと。

    【バックトラック】
     ラポールを築く手段の一つ。
     相手のいうことをおうむ返しに返して、YESを多く言ってもらうこと。
     YESを多く返すと、無意識レベルで受け入れすくなる。

    【ページング】
     ラポールを築く手段の一つ。相手に合わせること。
     (話し方のスピードやリズム。価値観、関心ごとなど)

    【リーディング】
     こちらのペースに対し相手も合わせてくれる状態のこと

    ∇ミルトンモデル
    上記のメタモデルとは別のアプローチ。
    催眠療法を元にしている。

    【トランス状態】
    無意識優位でメッセージが届きやすい状態。
    一つのことに強く集中できる。

    【連結語】
    ラポールを築くのに役立つ
    「現在起きていること」と「将来起きて欲しいこと」を接続語でつなげる。
    前提の「現在起きていること」に対し心の中でYESと答えることで、後半の言葉を受け入れやすくなる。

  • マンガ☆5.0
    一般化
    省略
    歪曲
    名詞化

  • 【内容】
    ・無意識を意識化(言語化)することによる問題解決法

    【面白かった点】
    ・相手がYESと言わざるを得ない(言葉に出すか無言かは問わない)会話法
     で意見を受け入れやすい心境が作れるテクニック

    【使ってみたい点】
    ・面白かった点に同じ

  • 2016/11/20

  • NLP 神経言語プログラム
    アメリカでは、脳の取り扱い説明書
    →催眠療法+家族療法+ゲシュタルト療法

    ①ミスコミュニケーションを防ぐ方法
    ②問題解決のためのコミュニケーション法
    ③ネガティヴから脱する自己対話法
    ④信頼関係を強化する方法
    ⑤部下のやる気を引き出す方法

    体験や言葉がプログラムを作る
    価値観は後天的
    ①インパクト ②繰り返し
    プログラムは無意識に作られる

    生存欲求 痛み 快

    組織のトラブルの90%はミスコミュニケーション
    ミスコミュニケーションの原因
    ①省略 ②歪曲 ③一般化
    →取り戻す質問

    ①空白の原則
    脳は空白を埋めようとする 安全、危険
    物事の理解、内部情報・外部情報
    ②焦点化の原則
    関心あること

    説明には省略、歪曲した方が伝わりやすい

    情報 視覚、聴覚、身体感覚

    詰問 逃げる、反発する
    安全・安心要求 決定権を相手に渡す

    プリフレーム
    ネガティヴ→ポジティブなフレームに変える
    質問するための趣意説明だ!!!+感謝

    ラポール
    ①ペーシング 親近感
    ②リーディング 相手が合わせてくれる

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著者プロフィール

1970年生まれ。
経営コンサルタント会社を経て、2002年に能力開発トレーナーとして独立しNLP普及を開始する。
2005年にNLPラーニング社を設立し、NLP(神経言語プログラミング)の
資格認定コースと、NLPを応用したリーダーシップ、ビジョン実現、
イノベーション、コーチング、カウンセリングなど多彩なテーマの公開セミナーを全国各地で行っている。
国内のNLP指導においてはもっとも実績があるトレーナーの一人である。
2020年5月現在までにNLP受講者は10,000名を超える。
2009年にはオリジナルの変容プログラムである
NRT(Natural Returning Transformation)を完成させる。
人間を根本的に変容させるこれまでにないプログラムとして、
参加者から高い評価を得ている。
著書『NLPの実践手法がわかる本』『コーチングハンドブック』(日本能率協会マネジメントセンター)
『「体感イメージ」で願いをかなえる』『人生の秘密』(サンマーク出版)など多数。

「2020年 『習慣化のシンプルなコツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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