ストレス・疲れがみるみる消える! 1分間 どこでもマインドフルネス

著者 :
  • 日本能率協会マネジメントセンター
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784820719533

作品紹介・あらすじ

近年、アメリカのグーグルやフェイスブックなど一流企業が取り入れて話題になった「マインドフルネス」。
とくに今年に入ってから、ストレス解消法として、集中力を高める手法としてビジネスパーソンを中心に人気が高まっています。
本書では、多忙なビジネスパーソンのために、「1分間からできること」をテーマに、瞑想やストレッチなどすぐに使えるさまざまな実践方法をイラストや、医師の著者ならではの医学的な知見を交えて、わかりやすく紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 『ぷち瞑想』と似てるかな。
    目新しいことはないれけど、図解があるなど読みやすいものだった。やってみようのあとに、効果やポイント、知識があるのも良かった。

  • マインドフルネスの効果は、心と脳が、穏やかに休息する時間を定期的に持てること。
    鼻からの空気の流れを意識して、5回ゆっくり呼吸する=1分間。
    すべては無常である、からこそ今ここ、に集中する。
    慈悲の瞑想=ゆっくり呼吸しながら、健やかで危険がなく、心安ら過で幸せでありますように、と願う。
    笑顔ストレッチ瞑想=深呼吸してから、口角を動かす、目を細める、顔を緩める。
    マインドフルイーティング=食べるときは、一口一口、色、味、香り、食感を味わう。慈悲の瞑想をしながら食べる。
    数息瞑想=寝て、ゆっくり腹式呼吸しながら10まで数えることを繰り返す。腹式呼吸は交感神経を鎮める。

  • マインドフルネス本、2冊目。

    「私たちの脳や心は過去や未来に関する思考に常にさらされているので、そんな自分に気づき(これが大事)、それらに飲み込まれない、シャットダウンの時間を作ることが必要」ということを改めて再確認。ここがマインドフルネスの肝なんだな。

    そして、マインドフルネス瞑想の元祖であるブッダの「無常」の考え方がわかりやすく紹介されていたことがよかったし、この「無常」の意味をちゃんと理解していないと、マインドフルネス瞑想の意義も中途半端になってしまうんだな、と思った。

    また、この本のいいところは、手軽に行えるマインドフルネス瞑想がたくさん紹介されている点。瞑想は特別なものではなく、日常で行う深呼吸やストレッチ、歩行でさえもやり方次第で立派な瞑想になるとのこと。ストレッチもたくさん載っていた。

    瞑想に慣れてきたら、本格的な「ヴィパッサナー瞑想」にもチャレンジしてみたいと思った。(こう書くと宗教的に聞こえるけど、全然そんなことはない、というのがこの本を読めばわかる)

    瞑想だけでなく、産業医の立場から睡眠の重要さについても述べられていた。いくら瞑想法を実践したとしても、睡眠不足が続くと効果はほとんど望めないとのこと。

    「この世は無常なんだから、自分が執着しているがあまりに自分を苦しめているものはさっさと手放して、今この瞬間を大事にして生きるべきだ」という個人的な気づきを得られたのが、この本を読んだ最大の収穫。

  • 本書で紹介されているマインドフルネス自体には既に知っているものばかりであったが、コラムに書かれているマインドフルネスによる効果や取り組む姿勢はためになった。

    ・私たちにとって、その方向の良し悪しにかかわらず、「変化する」ことは恐れであり不安でありストレスなのです。そこでフッタが説いた「何事も無常である」という真理を意識していると、この変化することによるストレスを受け止めやすくなり、流しやすくなります。「今、大切にしている人間関係も、物も、若さも健康も、いずれは変化していく。それは避けることができない」そう理解しておくと、「自分から離れていく人、自分が失っていくもの」に対して激しく執着し、苦しみもがくことが徐々に減っていきます。逆に今、苦しい状態だったとしても、「ずっと同じ状態であることはない。必ず何ちかの変化が起こっていく」と希望を感じやすくなり、「苦」に取り込まれる時間が減ってきます。「同じ状態は二度と起こらない」「未来はどんどん変化していく」と知っているだけで、クヨクヨ悩んだり、不安を引きずって未来に悪影響を与えたりすることも少なくなってきます。
    ・体をストレッチすることによって生じる感覚をじっくり感じていくことで、押し寄せてくる思考や感情の洪水がストップされ、「今、ここ」に意識を取り戻すことがでさます。
    ・ここでで文字として「名前」を選んだのは、余計な雑念がわきにくいからです。あなの好きな漢字や言葉でも悪くはありませんが、その文字の持つ意味が強すぎる場合は、文字を書くことよりも、その意味に意識が奪われやすくなってしまいます。
    ・通常は、家に戻ってリラックスしていると、副交感神経というリラックスするための自律神経が優位になってくるのですが、行き過ぎた交感神経の緊張がある場合はこの切り替えがうまくいきません。そのためいっまでも緊張が続いてしまい、眠ろうとしても心や脳や体の筋肉が緊張から解放されないのです。そのため夜は意識的に腹式呼吸を行います。腹式呼吸は交感神経の興奮を鎮めて、リラックスする効果が絶大です。べッドの中では深くてゆっくりした腹式呼吸を気持ちが落ち着いてくるまで続けましよう。
    ・過緊張のときは、脳がひっきりなしに思考を生み出しているため、いわば「頭でっかち状態」になっています。すると体の感覚とのつながりが遮断されてしまい、あごの噛みしめや肩や首筋の硬直に気がつかずにいることが多いのです。
    ・一般的には、加分ほどヴィパッサナ}膜想を続けていくと、脳が深く休息し精神状態が澄んでくるとされていますが、辛いときには無理して長時間座る必要はありません。
    ・この「気づき」のトレーニングを繰り返すことで、日常の生活での刺激によって生まれる不安、怒り、恐れ、浮つき、事故嫌悪といったストレスを生み出す思考や感情にとらわれてふりまわされることが減っていきます。

  • マインドフルネスを簡単に理解できる

  • 水増し感が強い。科学的では無いような…

  • 学術的な本が多い中で、気軽に取り組めそうな「マインドフルネスの本」だった。

    気軽に取り組んでいきたい!

  • (170101 22ページまで)
    鼻から空気が5回通るのを意識すると、未来や過去への意識からちょっと離れられる感じかな。

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著者プロフィール

精神科医/日本医師会認定産業医/労働衛生コンサルタント

「2020年 『選ばれ続けるクリニックをつくる本【電子版付】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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