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- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784821109111
作品紹介・あらすじ
昭和29年2月。北海道を襲った季節はずれの台風は、山崎信次からすべてを奪い去った。再出発を目指した東京で彼が出会ったのは、他人の血を吸い、喰らいつくそうとする血賊たちだった-。「高度成長」の美名の裏で必要悪として繰り広げられていた、血液売買。のちに薬害エイズの引き金ともなったこのテーマに、真っ向から挑む!誰かを喰らうことでしか生きることを許されなかった男達を、あざやかな筆致で描ききったドキュメント・ノベルの快作。