- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822230609
作品紹介・あらすじ
不安、妥協、慢心-。仕事を通じた成長には多くの壁やワナが立ちはだかる。それをどう突破し、ステップアップを続けていくか。厳しい競争を正々堂々と勝ち抜く仕事学を本音で説く。
感想・レビュー・書評
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あとがきに、すごく普通のことが書かれているけど、実は忘れがちな大切なことが書かれている、という評価をよく受けると書いてあるが、言い得て妙だと感じた。もちろん、この社長とは真っ向から対立するようなゴリゴリの力技の価値観もあるとは思うし、それはそれでありだとも思う。しかし、自分の感覚で言うと、この社長の価値観や思考の枠組みは比較的似通っていて共感する部分が多かった。ただ、自分は経営者としての責任ある立場ではないから、少し自意識が強くて、この著書はとにかく第三の目(自分を俯瞰する視点)の大切さを説いているように思う。もっとゴーイングマイウェイでいい時もあるじゃん!って思いたくなるような章もあったけど、それはやはり社員を束ねる社長としての責務なんだろうなあ。共通の目的に向かい、ゴールを絞るってやっぱり大切で、あれもこれもは無理だよなあ。
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サイバーエージェント社長の藤田氏の経営論。
読んでいて、腑に落ちる箇所が多いですね。
著者は大学を出て、会社に入ったけれど、ほんの数年働いて、起業をしました。そして今に至るまで、尋常じゃないほど苦労されたということが始終読んでいて、感じ取れます。
結構ベンチャーらしいユニークな戦略や人材制度などを実行しているが、本で感じるのは「謙虚」さ。
著者は経営者ならではの視点から、働き方、企業の成長の仕方を日々考えているのでしょう。
そして、本書は働く人に向けたメッセージですね。
「頑張れ」っていう単純なエールではなく、起業に対する厳しさを書いているのも印象的です。 -
本選びのキーワードはプラスとマイナスです。
この本で、弱いところを強化することを頑張るよりも、強いところを伸ばしたほうがいいとありました。
自分の弱点は間違いなく、会計の知識と経験です。
では、強いところは?
正直なところほとんど見つかりません。
思いつくのは、まじめさと体力だけです。
なので、まずは弱点を強化することにします。
テーマは、
生きた会計の知識を身につけて、自分の力でお金を集めることができるようになる。
です。
そのための本選びは、できるだけ極端な資金繰りが必要な局面を想定したものにしてます。
でも、こういうのだけでは元気が出ないのでプラスの力を感じる本とセットにすることにして頑張ります。 -
若手経営者必読。
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内容はあとがきに著者も書かれているとおり基本的な部分の考え方をまとめた形です。
が、改めて気付かされることが多く、家に置いておいてたまに読み返したいなと思う一冊でした。
チームのこと、個人のこと。
仕事に忙殺され、毎日が流れていくビジネスマンが忘れがちな気の持ち方が書いてあるなと感じ、読んでいる最中も何回も「ハッ」と気づく部分が多くありました。 -
少し心に残るフレーズがあった
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若手におすすめの、サイバー藤田さんからの成長するための50のメッセージ。
何が成長のために必要なのか、何が成長を妨げるのか。
成長を継続・加速させたい人だけでなく、成長の鈍化を危惧している人に役立つ。 -
Q.成長のために何が必要か
A.全て自分の責任&結果が全て、と考える
成長を続けるには
・憂鬱な仕事が大きな成長に繋がる
・「世の中で良いと言われている」本を読む
コミュニケーション力を高めるには
・正論を振りかざさない
・聞き上手になる
折れない心を作るには
・強みを徹底的に伸ばし、弱みは見ない -
2020/02/26